まだ1ゴール 試練のシーズン

シュトゥットガルトに移籍して3年目を迎える日本代表FW岡崎慎司にとって、今シーズンは試練の年となっている。

前半戦終了時点でリーグ戦10試合(先発5回、途中出場5回)に出場、ベンチ入りしての出場機会なしは3回、そしてベンチ外が3回。先発出場のうちフル出場は2回で、そのうちの1試合で今季唯一のゴールを決めた。

移籍1年目は後半戦途中からの参戦で、12試合に出場(すべて先発)しベンチ外は0回。フル出場は6回で、2得点を決めた。フルシーズンを戦った昨季は27試合に出場して先発18回(うちフル出場5回)、ベンチ外は7試合。ふた桁得点も期待されたが、後半戦で負ったけがの影響もあり計7ゴールだった。昨季は前半戦終了時点で3得点を決めたが、今シーズンはまだ1ゴールにとどまる。岡崎も「昨年の17節が終わって3ゴールも少ないと思ったけど、今シーズンの1点にはまだまだ満足してない」と話すように、ストライカーとしては少し物足りない数字だ。

これに対して、日本代表では2014年W杯予選11試合だけで5ゴールを記録している。これまで出場した代表戦は58試合、決めたゴールは計29で日本代表歴代得点王ランンキングでは4位の数字だ。シュトゥットガルトのラバディア監督も「代表戦で2試合に1回はゴールを決めるなんて信じられないよ。シンジ以外、うちのどの代表選手もやっていないことだ」と驚嘆している。

今季はシーズン前のキャンプ中に肉離れを負い、シーズン開始後も左足親指骨折に見舞われ一時は戦線離脱。けがが続く不運もあり、初ゴールは第15節のフュルト戦だった。この試合後「やっぱり出られないとチャレンジもできない。いまはアピールすることよりも試合に出てどうするか考えているし、最近やっとゴール前での怖さを発揮しつつあると思う」と話したように、ゴールへの渇望は十分だ。