前半戦最終節はバイエルン対メンヘングラートバッハで幕を開ける。

今季、第9節のレーバークーゼンで不覚をとった以外は負けなしと、恐るべき強さで開幕から首位を走るバイエルン・ミュンヘン。14日に勝てば、ブンデスリーガ史上ベストの成績を前半戦を終えることになる。全18チーム中、ここまで毎試合得点を決めている唯一のチームであり、メンヘングラートバッハ戦でもゴールすれば実に20年ぶりの快挙となる。完封は11試合で、守護神ノイアーそしてドイツ代表主将ラーム率いる守備陣の堅さを表している。今節も果たせば、対戦相手のグラートバッハが持つ1996/97シーズンの前半戦無失点記録(12試合)と並ぶ。

対するボルシア・メンヘングラートバッハは今季25失点と、昨季の前後半の総失点24をすでに上回っている。昨季はバイエルンを2度とも破り最強神話を崩したグラートバッハだが、今季一時は13位にまで順位を落とした。その後徐々に巻き返し8位にまで浮上。ここ4試合は、ファーブレ監督のもとではめずらしく先発イレブンを完全に固定し、シャルケ相手の引き分けを含む2勝2分とコンスタントな成績を残す。今節はしかしDFドミンゲスが出場停止のためメンバーを変えざるを得ない。

今夏、グラートバッハからバイエルンへ移籍したダンテが古巣相手にどんなプレーを見せるかも注目だ。両チームの選手のなかで、この一戦をもっとも楽しみにしているうちの1人かもしれない。今シーズンはこれまで、リーグ戦全試合、CLでは1試合を除く全戦に先発しており、ハインケス監督が寄せる信頼の厚さがうかがえる。グラートバッハ戦でも先発は濃厚。

タレント豊富なバイエルンは、ロッベンなど主力のけがも苦にすることなく勝利を積み重ね、2位との勝ち点差をすでに11まで広げている。グラートバッハは、昨季と比較するとロイスの移籍などで攻撃力低下は否めず失点も多い。昨季の対戦の再現とはならず、バイエルンが新たな歴史を刻む可能性が高い。