今季は連続ベンチ外の苦しい序盤を乗り越えた
今季は連続ベンチ外の苦しい序盤を乗り越えた

5年目の再スタート

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ドイツでの5年間を振り返る

1月18日に29歳の誕生日を迎えた、ウォルフスブルクの日本代表MF長谷部誠。ドイツへ渡って満5年となった。日本人では奥寺康彦(ケルン/ブレーメン)の9年に次いで2番目に長いプレー年数だ。現在ブンデスリーガの1部・2部でプレーする日本人選手12人のなかでは、長谷部はドイツ語でいう“Alter Hase (アルター・ハーゼ)”、直訳すれば“年取ったウサギ”。つまり古株である。

そんな長谷部の5年間を数字で見てみると、今季第19節終了時点での通算成績は121試合に出場し4ゴール15アシスト。内訳は下記の通りだ。

2007/2008 16試合(先発13回)出場、1ゴール1アシスト
2008/2009 25試合(先発16回)出場、0ゴール3アシスト
2009/2010 24試合(先発19回)出場、1ゴール6アシスト
2010/2011 23試合(先発19回)出場、0ゴール2アシスト
2011/2012 23試合(先発20回)出場、1ゴール2アシスト
2012/2013 10試合(先発 9回)出場、1ゴール1アシスト

今季は序盤、メンバー外の苦しい時期が続いた。しかし監督交代後の第9節以降は8試合連続で先発出場しており、これは6シーズン目にして初めてのことだ。1年目のシーズンは後半戦からの加入だったため出場試合数は16と少ないが、それ以降昨季までは1シーズンあたり平均23,75試合に出場している。

あと14試合に出場すれば、ブンデスリーガ出場試合数で高原の記録した135に並ぶ。記録更新の可能性は十分だ。