日本代表DF酒井高徳と同FW岡崎慎司の所属するシュトゥットガルトは8日、ホームで日本代表DF内田篤人のシャルケと対戦し、3-1で勝った。

酒井は右サイドバックで先発し攻守に奮闘したが、67分にシャルケのMFホルトビーへのスライディングで退場処分に。内田も右サイドバックで先発したが、後半71分に退いた。岡崎は右膝靭帯を痛めたため、メンバーから外れた。

試合は開始直後から果敢な攻めをみせたシュトゥットガルトが主導権を握り、2分、左サイドを抜けたトラオレにパスが通り、そのままドリブル独走しゴール前にクロスを上げる。イビシェビッチがこれを落ち着いて決めて先制ゴール。5分にもホルツハウザーがゴール正面ペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを放つが、これはゴール右へとそれる。しかしシャルケも12分、元シュトゥットガルトのMFマリカのゴールで同点に追いつく。38分、PKを獲得したシュトゥットガルト。イビシェビッチが右隅へ蹴りこみ2-1と勝ち越す。

後半もシュトゥットガルト攻勢に進み、61分、カウンターからホルツハウザーが独走し、シュートはGKに弾かれるがこぼれ球をイビシェビッチが右足で蹴りこみリードを広げる。その6分後の67分、酒井がボールを奪い返そうと後方からホルトビーにスライディング。だが相手の足の甲を直撃し、酒井は「人生初」という一発レッドでの退場処分を受ける。シュトゥットガルトは途端に数的不利に。リードされているシャルケはここでMFバルネッタを投入し、ゴールを狙いに行く。対するシュトゥットガルトはリードを守るべく、かつ酒井の抜けた右サイドバックの穴を埋めるためにMFホルツハウザーに代えDFリューディガーを投入。73分、シャルケのMFジョーンズがトラオレへのスライディングで一発退場に。残りは10人対10人の戦いとなり、必死の守備でリードを守りきったシュトゥットガルトが3-1で勝った。

退場処分の酒井は「いった瞬間、レッドになると思った。ボールを取られたことに対して責任を感じてスライディングでいったけど、気持ちがずっと入っていたから空回りした感じだけど、故意ではなかった」と反省。これで年内最後のリーグ戦出場はなくなり、かつ一発退場のため複数の試合の出場停止処分を受けるのは必至。本人は「(シーズン後半)開幕からはたぶん出られないけど、出るような気持ちで冬季キャンプに臨みたい」と前向きな姿勢を見せた。
一方、リーグ戦5試合連続で勝ち星なしとなったシャルケの内田は「チームが悪いときに助けられる選手になりたい」と話していた。