日本代表MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムは7日、敵地でハンブルガーSVに0-2で敗れた。バベル前監督の解任を受け指揮を執るクラーマー暫定監督にかけられた救世主の期待は外れ、ホッフェンハイムの連敗は5となった。宇佐美はベンチ入りしなかった。

合計13失点で4連敗という危機的な状況にあるホッフェンハイムを救うべく抜擢された同監督の采配に注目が集まる試合。4-3-2-1のフォーメーションで臨むという守備面での作戦変更が際立った。前線ではワントップのFWデルディヨクも含め全員が積極的に守備に参加した。

均衡した展開から試合が動いたのは27分。ハンブルガーSVの右SBディークマイヤーが右サイドから早いタイミングでクロスを入れると、FWルドネフスがゴール真正面で頭で合わせ、やや前方に位置を取っていたGKカステールスの頭上を越える絶妙なヘディングシュートを決めた。ここまでホッフェンハイムは危ないシーンを作らせなかったのだが、あっさりと失点してしまい、苦しい流れとなる。

その後はハンブルガーSVが主導権を握った。31分はFW孫がディフェンスの裏を完全に取ってシュートまで持ち込んだほか、38分にはMFアースランがクロスバー直撃のシュートを放ち、いずれもホッフェンハイムゴールに迫った。

後半のホッフェンハイムは攻撃面で前半よりも積極的な姿勢を見せたが、最後まで大きなチャンスを作ることはできなかった。いっぽうハンブルガーSVは、74分にMFアースランがペナルティエリア右横でファウルを受けフリーキックを獲得。MFアオゴが蹴ったクロスがゴール左にこぼれたところをFWルドネフスがダイレクトでゴール右に突き刺し追加点を決め、試合をものにした。

ホッフェンハイムのクラーマー暫定監督は「守備は悪くなかった。攻守の切り替えに修正を加えれば、次戦はチャンスをもっと作れる」と前を向いた。しかしホッフェンハイムが16日に本拠地に迎えるのは、ドルトムント。連敗を5で止めるには難しいかもしれない。