開幕節プレビュー(6)フランクフルト対シャルケ
対戦トリビア
アイントラハト・フランクフルトはお得意様であるシャルケをホームに迎えての初戦。しかしながら、最近はその相性の良さを生かしきれておらず、なかなかシャルケに勝てないでいる。さて、今回はどうなるか? この一戦でキーマンとなりそうなのが、アレクサンダー・マイヤー(フランクフルト)とクラースヤン・フンテラー(シャルケ)の両選手だ。
・マイヤーは昨季19試合の出場にとどまったが、それでも12ゴールをマーク。これはフランクフルトでは断トツの数字で、チーム総得点の35%にあたる
・その一方で、マイヤーはブンデスリーガでのシャルケ戦となると、16試合でわずか1勝しかしていない
・フンテラーはフランクフルトと6試合を戦って負け知らず。さらに過去4シーズンはいずれも開幕戦でゴールを決めている
・シャルケが昨季許した決定機はわずか29回。これを上回る数字を残したのはバイエルンのみ
歴史的なデータ
・シャルケのフランクフルトでの戦績をさかのぼると、初対決から24回目の対戦までにわずか1勝しか挙げられなかった。しかし、直近のアウェーゲーム18試合ではシャルケが10勝もしている
・両チームの対戦ではホームチームに分がある。このカードのアウェーチーム勝利となると、2010年3月までさかのぼる。この時はシャルケが4-1で勝ったが、その後の10試合の対戦ではアウェーチームの白星がない
・フランクフルトは対シャルケの直近の20試合でわずか2勝
・しかしながら、ブンデスリーガの歴史を紐解くと、フランクフルトの対戦相手別ホーム勝利数は対シャルケが最多(23勝)
・昨季シャルケが2試合ともに無失点に抑えたのはフランクフルト戦のみ
・直近3試合の対戦で生まれたゴールは両チーム合わせてわずかに3。最近はゴールに乏しい組み合わせとなっている
・フランクフルトのホーム最大得点差勝利:5-0(1991年8月10日)
・シャルケのフランクフルト戦における最大得点差勝利:4-1(2010年3月6日)
・歴代最多観客数:5万1,500人(7度記録。最近では2013年11月23日)
前回の対戦
2015/16シーズンの第23節で対戦。ともに得点がなくスコアレスドローに終わった。