Summary

  • ボス監督体制下のドルトムントが開幕から好調をキープ
  • 第4節を終えて得点10・失点0と上々の内容で首位をキープ
  • ワイグルが戦列復帰、イザックはブンデスリーガデビュー

開幕から好調を維持するドルトムントにさらなる追い風が吹いている。ケガで戦列を離れていたユリアン・ワイグルが戦列に復帰。17歳の俊足ストライカー、アレクサンダー・イザックもブンデスリーガデビューを飾った。選手層が厚くなった新チームの勢いは簡単には止まらないだろう。

9月17日の試合で大敗を喫したケルンは、現在のドルトムントを止めるのは至難の技だと身に染みて感じたことだろう。ドルトムントは今季のリーグ最多となる5得点のゴールラッシュでケルンを粉砕。マクシミリアン・フィリップが移籍後初ゴールを含む2得点、ソクラティスが1得点、そしてエースのピエールエメリック・オバメヤンが2得点を挙げた。また、守っては開幕から4試合連続のクリーンシートを達成し、首位の座をがっちりとキープしている。

フィリップは試合終了後、「大差をつけて勝ったけど、それにふさわしい戦いができたと思う。どの対戦相手も僕らの攻撃的なプレスに苦しんでいる」とチーム状態に自信をのぞかせた。一方で、ペーター・ボス監督は、「後半はいい試合ができたが、前半のパフォーマンスはあまり満足できるものではなかった」とチームにさらなる向上を求めている。

ケルン戦では足首の骨折で長く戦列を離れていたワイグルが途中出場で復帰。2012年以来の優勝に向けてチームの体制は整ったように見える。5月以来の実戦となったワイグルは、23分間の出場で33本のパスを成功。これはケルンの全選手の合計のパス成功数よりも多い数字だった。なお、ワイグルはボールタッチ数でも、85分までプレーしたオバメヤンより1回少ないだけの38回を記録している。

点差が開いたこともあり、イザックに出場機会を与えることもできた。17歳のスウェーデン人ストライカーはわずか5分間のプレーながら、サポーターの大歓声の中でブンデスリーガデビューを飾り、終了間際には惜しいシュートも放っている。

ドルトムントが開幕から第4節まで首位を維持するのはクラブ史上初めてのこと。また、4試合を戦っていまだ無失点をキープしている唯一のクラブでもある(10得点・0失点)。ホーム無敗記録もついに40試合まで伸びた。今季のブンデスリーガはドルトムントを中心に回っていくことになりそうだ。