Summary

・3月28日の国際親善試合フランス対スペイン

・審判団は普段ブンデスリーガで笛を吹くドイツ人4人

・ドイツ人審判では初となるビデオ判定を用いたオフィシャルゲーム

2017/18シーズンからブンデスリーガにもビデオ判定が導入される予定となっており、同リーグで笛を吹く主審たちは現在、ケルンで行われている実施テストに毎週足しげく通っている。そんな彼らにとって、3月28日に開催される国際親善試合フランス対スペインは、重要な試金石となりそうだ。

この試合でジャッジを務めるのはフェリックス・ツバイヤー主審、トーステン・シフナーおよびマーコ・アシュミュラー副審、ダニエル・ジーバート第4審判ら、ドイツ人の審判団。普段ブンデスリーガで活動する彼らは一足先に、このフランス対スペインでビデオ判定を使用することが決まっている。実際に試合映像を見ながら判断を下し、ツバイヤー主審へ情報を伝えるのも、同じくブンデスリーガで主審を務めるうちの1人、トビアス・シュティーラー氏だ。

約1カ月半後、ついに“実戦”へ挑むことになったツバイヤー主審は、こう話している。

「ビデオ判定を用いたオフィシャルな試合で、私がドイツ人で初めて主審を務めるというのは、もちろん特別なことだと思います。しかし、あまり多くのことを考え過ぎないようにしています。すでに今シーズン開幕当初から何度もテストをしてきましたし、しっかりと準備はできていますからね。確かにビデオ判定は、私が犯すかもしれない誤審を正してくれるものでしょう。しかし、私の心持ちにあまり影響はありませんよ」

試合進行と同時に映像をチェックし、ツバイヤー主審へ判定を伝える役目のシュティーラー氏も、自身のデビュー戦に向けて士気は高い。

「ドイツ人で初のビデオ判定をさせてもらえることについて、もちろんうれしく思っています。過去何カ月もの間、集中的にテストを行ってきました。この試合で私が経験したことは、ブンデスリーガで主審を務める仲間たちにとっても、良い参考になるはずです」


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