Summary

注目のルールダービーは両チームともに譲らず、決着は来季に持ち越しとなった。残留争いが混沌とする中、上位勢では青年監督に導かれたホッフェンハイムが欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得に大きく前進。各クラブがラストスパートに入った第26節のトピックス5つを紹介していく。

1)得点王争いはガチンコ勝負へ

ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)がアウクスブルク戦でハットトリックを達成し、得点ランキングトップのピエールエメリック・オバメヤン(ドルトムント)に24ゴールで並んだ。一人で5得点に絡む大活躍を見せたレバンドフスキに対し、オバメヤンもシャルケとのルールダービーでゴールを挙げて公式戦6戦連発。両者一歩も譲らない展開のまま、両ストライカーは4月8日の直接対決を迎える。22ゴールで2人を追走するアントニー・モデステ(ケルン)も含めた三つ巴の争いは今週末に新たな局面を迎えそうだ。

2)ドッペルパックを飛び越えてハットトリックを達成!

ブレーメンのトーマス・デラネイは自身のパフォーマンスに驚きを隠せないようだ。5ー2と大勝したフライブルク戦で人生初のハットトリック達成。これには「これまでのサッカー人生の中で最高の1日だね」と上機嫌だった。「今までに3ゴール決めたことがあるかって? いやいや、2ゴールすらないよ」。デンマーク代表MFのキャリア初の1試合複数得点が、残留を目指すチームを12位に押し上げる原動力となった。

3)シュートに絡んだ数はシーズン記録の「17」

「素晴らしい午後だったよ」。試合後にそう語ったのは、ダルムシュタット相手に4ー0の快勝を収めたライプツィヒのエミル・フォースベルクだ。フォースベルクはこの試合で1ゴール1アシストをマークしただけでなく、5本のシュートと、12本のシュートアシストを記録。今季のブンデスリーガ記録となる17本ものシュートに関与してチームを快勝に導いた。

4)夢を(ほぼ)叶えた20歳のシャルカー

「ダービーで先制点を決める場面をずっと夢見てきた。夢の中ではヘディングシュートだったんだけどね」。ルールダービーに初出場を果たしたシャルケのティロ・ケーラーは満足そうな表情でそう語った。現実は先制点ではなく同点弾、ヘディングではなく右足でのゴールだったが、慣れない左サイドバックで奮闘し、77分にブンデスリーガ初ゴールをマーク。シャルケユースで育った20歳にとっては初もの尽くしの忘れられないダービーになった。

5)ひぃぃっ! ワーグナーの指が……!

ホッフェンハイムヘルタ・ベルリンを逆転で下し、6戦無敗で3位に浮上した。CL出場権の獲得を目指すチームにとっては申し分ない結果となったが、14分には肝を冷やすアクシデントも発生。ストライカーのサンドロ・ワーグナーが競り合いで左手人差し指を脱臼したのだ。これには本人も思わず叫び声を上げたが、チームドクターが駆け付けてすぐに指をはめ直すと、何事もなかったかのようにプレーを続行。目標のトップ4フィニッシュに向けてエースがファイティングスピリットを見せた。