Summary

  • 全9試合で今季最多の36ゴールが飛び出す
  • ホッフェンハイムが今季17度目のジョーカーゴール
  • 長谷部が日本人選手歴代トップに浮上

リーグ最年少監督が見事な采配で大勝をたぐり寄せれば、我らが日本代表キャプテンは偉大な記録を樹立。上位争いと残留争いに大きな変動はなかったが、中位では目まぐるしく順位が入れ替わった。各会場で派手な撃ち合いが繰り広げられ、ゴールラッシュに沸いた第23節のトピックスを紹介していく。

1)ゴールフェスティバル

第23節では今季最多の36ゴールが飛び出し、オフェンスの選手にとっては完璧な1日、ディフェンスの選手にとっては悪夢の1日となった。計8ゴールが生まれたドルトムントレーバークーゼンを筆頭に、ホッフェンハイムインゴルシュタットで7ゴール、メンヘングラートバッハシャルケでは6ゴールが誕生。1983/84シーズンの第32節に樹立された53ゴールのブンデスリーガ記録には及ばなかったものの、ファンを大いに楽しませてくれた。

2)ドルトムントの記念すべき一戦

ドルトムントがホームにレーバークーゼンを迎えてワンサイドゲームを展開。6-2の大勝を飾るとともに2つの記録を樹立した。エースのピエールエメリック・オバメヤンが2ゴールを挙げてクラブ歴代5位となるブンデスリーガ通算75ゴールに到達。アンドレ・シュアレも通算ゴール数を50の大台に乗せた。前半終了間際に負傷したマーコ・ロイスの容態は気がかりだが、ドルトムントにとっては完璧な週末となった。

3)ナーゲルスマン監督の勝負勘が冴えわたる

ホッフェンハイム対インゴルシュタットの一戦は、前半終了時点で1ー1と接戦の様相を呈していた。ところが最終的には5ー2でホームチームが快勝。勝利を引き寄せたのはユリアン・ナーゲルスマン監督の交代策だった。ホッフェンハイムは60分にオウンゴールで相手に勝ち越し点を献上。しかしそこから途中出場のアンドレイ・クラマリッチが1ゴール1アシストの活躍を披露してチームを逆転勝利に導いた。今季のホッフェンハイムの“ジョーカーゴール”はリーグ最多の「17」。指揮官の采配と交代選手の奮起が貴重な勝ち点3をもたらした。

4)レーバークーゼンがついに決断

ドルトムント戦での惨敗を受け、レーバークーゼンがロガー・シュミット監督の解任を発表。チームを3度の欧州チャンピオンズリーグ出場に導いた指揮官がクラブを追われることになった。ミヒャエル・シャーデ社長は「彼には深く感謝している」とコメント。後任にはハノーファーやカイザースラウテルンを率いていたタイフン・コルクトが指名されている。

5)長谷部が奥寺氏を抜いて日本人選手No.1に

アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠がブンデスリーガ通算235試合目の出場を果たし、奥寺康彦氏が長らく保持していた日本人選手の最多出場記録を塗り替えた。現在64歳の奥寺氏は1970年代後半から1980年代にかけてケルンヘルタ・ベルリンブレーメンで活躍。ブンデスリーガ通算234試合に出場していた。長谷部は2008年1月にドイツに渡り、ウォルフスブルクで135試合に出場。その後、ニュルンベルクで14試合、フランクフルトでここまで86試合に出場している。おめでとう!