Summary

  • ブンデスリーガ第2節のトピックスを厳選して紹介
  • 昇格組のシュトゥットガルト、ハノーファーが好発進
  • シャヒン、バートシュトゥーバーが復活のゴール

首位ドルトムント、2位バイエルン・ミュンヘンと早くも本命の2チームが上位に立ったが、3位以下は意外なチームが続いている。残留争いの常連や昇格チームが好スタートを切り、波乱を予感させる結果となった第2節の5つのトピックスを紹介する。

1)ドルトムントが連勝スタート。立役者はシャヒン。

ここ数シーズン、リハビリとベンチ暮らしが続いていたヌリ・シャヒンが、ついに全盛期のパフォーマンスを取り戻した。ユリアン・ワイグルの離脱もあってアンカーポジションのレギュラーに定着すると、持ち前のスキルと戦術眼でゲームをコントロール。ヘルタ・ベルリン戦では正確なクロスで先制点をアシストしただけでなく、豪快な右足のミドルで追加点もマークした。ペーター・ボス新監督からの信頼を得られたのも、苦しい時期に腐ることなくやってきたからこそ。「一番うまいとか、大事な選手になりたいのではなく、BVBファミリーの一員でいたいんだ」。ドルトムントユースで育った28歳の言葉には説得力がある。

2)“困った時”のレバンドフスキ

バイエルンが予想どおりの開幕2連勝。結果だけを見れば史上初の6連覇へ向けてまい進しているように見えるが、ブレーメンとのアウェー戦では思わぬ苦戦を強いられた。後半途中まではスコアレスの展開。そんな停滞ムードを打開したのがロベルト・レバンドフスキだった。頼れるエースは0ー0で迎えた72分にブレーメンゴールをこじ開けると、そのわずか3分後にも追加点を奪い、ドッペルパック(2得点)を達成。1点目はヒール、2点目は相手DFとGKの股間を抜く技ありの一撃だった。守護神マヌエル・ノイアーがカムバックを果たしたブレーメン戦は、王者にとって実りある一戦となった。

3)今季も昇格組が強い!

ブンデスリーガ復帰を果たしたシュトゥットガルトハノーファーが期待以上の滑り出しを見せた。シュトゥットガルトがマインツを1ー0で下して今季初勝利を挙げれば、ハノーファーはホームでシャルケを下して開幕2連勝。第2節を終えて4位につけている。両チームの好スタートを支えているのが的確な補強だ。ハノーファーは開幕後に獲得したジョナタスがシャルケ戦に途中出場していきなりの決勝点を記録。シュトゥットガルトも新戦力のホルガー・バートシュトゥーバーが決勝点を挙げて白星をもたらした。バートシュトゥーバーにとって2009年12月以来、、実に2822日ぶりのゴールだった。

4)2年目のジンクスをぶっ飛ばせ!

昨季2位のライプツィヒが第2節で今季初勝利を挙げた。開幕節でシャルケに0ー2で完敗した時には早くも“2年目のジンクス”がささやかれていたが、あれだけの躍進を遂げたチームがそう簡単にジンクスにはまるわけはない。フライブルク戦では先制点を許す展開ながら、その後に大量4ゴールを奪って逆転勝利。ティモ・ウェアナーがドッペルパック、新戦力のブルマが途中出場でダメ押しゴールと、決めるべき選手が決めての快勝だった。

5)北の名門がついに目を覚ます?

数シーズンにわたって残留争いに巻き込まれていたハンブルガーSVが開幕2連勝を飾って3位に浮上。眠れる北の名門がついに目を覚ました。この夏に古巣復帰を果たし、ケルン戦で先制点を決めたアンドレ・ハーンは、「ケルンとのアウェー戦でこういう試合ができたことには脱帽するしかない。ようやくポジティブな見出しを提供できるようになったね」と最高のスタートを喜んだ。ちなみに、この試合ではDFデニス・ディークマイヤーが「ブンデスリーガ183試合連続ノーゴール」というフィールドプレーヤーの連続無得点記録を更新してしまったが、チームが勝てばそんな珍記録もご愛敬で片づけられそうだ。