第13節の注目トピックス5選
ドルトムントのマーコ・ロイスが、先発復帰初戦でズバ抜けたパフォーマンスを披露。バイエルン・ミュンヘンもモヤモヤ感を振り払う快勝を収めた。そのバイエルンの前に立ちはだかるライプツィヒは今節も勝って首位をキープ。第13節の5つのトピックスを紹介していく。
1)元気なロイスには手がつけられない!
ケガから復帰し、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とのボルシア・ダービーで先発復帰を果たしたマーコ・ロイスが3アシストを記録する圧巻のパフォーマンスで改めて別格ぶりを見せつけた。
ロイスにとって1試合3アシストは初めてのこと。特に、チーム4点目の場面ではゴールを決めたピエールエメリック・オバメヤンとの素晴らしいコラボを見せた。「まだ100%じゃない。あと何試合かこなさないと。次のレアル(マドリード)戦、そしてケルン戦、ホッフェンハイム戦も、今日のようなレベルでやることが大事」
まだまだ力を出し切っていない状況で、80分までにシュート3本、シュートアシスト4本と、15本の総シュートのうち7本に絡んだ。やっぱりロイスはすごかった!
2)バイエルンが“らしさ”を取り戻す快勝
ドルトムントとの“デア・クラシカー”で黒星を喫して以来、どこか停滞感の漂っていたバイエルン。しかし、12月2日のマインツ戦では3-1の快勝を収めて完全復活をアピールし、1日天下ながら首位に返り咲くことにも成功した。
立ち上がりの4分に1点を失ったものの、ロベルト・レバンドフスキがすぐさま同点弾を決めて試合を振り出しに戻すと、その後は完全にバイエルンペース。アリエン・ロッベンのゴールで勝ち越しに成功すると、レバンドフスキがトドメの3点目。決めるべき選手が決めての白星に、カルロ・アンチェロッティ監督も「美しい連係からゴールが決まった」とご満悦だった。
この日のドッペルパックで第9節から続いていたノーゴールに終止符を打ったレバンドフスキは、「僕らが試合をコントロールしたことで、マインツはほとんどシュートを撃てなかった。戦術的にもうまく試合を運ぶことができたし、先制点以外はチャンスを与えなかった」と手応え十分に試合を振り返っていた。