Summary

  • ドルトムントがモルの2得点で浦和レッズに勝利
  • 昨季加入したドルトムントの天才ドリブラー
  • 18歳でトルコA代表デビューを果たした同選手を紹介する

香川真司が所属するドルトムントは7月15日、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズとの強化試合を3-2で制した。76分、79分に立て続けにゴールを奪い、ドルトムントの逆転勝利に貢献した19歳のエムレ・モルについて紹介する。

1997年7月24日生まれの19歳。2016年5月29日、弱冠18歳でトルコA代表デビューを果たした。同代表ファティ・テリム監督は「エムレは特別な選手。類まれな能力を持っている」と最大級の褒め言葉を送っている。そして同監督は、欧州選手権(ユーロ)2016に臨むトルコ代表最終メンバーに、この“ダイヤの原石”を加えることを決断。トルコはグループステージ敗退となったが、モルは2試合に出場して国際舞台での経験を積んだ。

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第2のメッシ!?

トルコ人の父親と、マケドニア人の母親の下、デンマークの首都コペンハーゲン郊外ブレンシェイに誕生したモルは、4歳で地元クラブ、ブレンシェイBKに入団。その後リンビーBKを経て、2015年1月にノアシェランの下部組織に移籍すると、それから10カ月後に同クラブトップチームへ昇格している。リオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)と比較されるほどのドリブル技術で瞬く間にその名を高め、階段を駆け上がるように2016年にドルトムントへの移籍が実現した。

2014/15シーズンにマインツを率い、モルのノアシェラン時代の指揮官であるカスパー・ヒュルマンド監督は、彼のことをこう評している。

「彼の才能は卓越している。とてつもないスピードを持ち、その動きはまったく予測できないんだ。『パスをするだろう』と思うシーンでもドリブルで前へ突き進むことを選択するような選手だ」

身長は168cmと小柄。しかしドルトムントのスポーツディレクター、ミヒャエル・ツォルク氏がモルにかける期待は大きかった。ドルトムント1年目の昨季はブンデスリーガ12試合に出場。デビュー戦となったダルムシュタット戦でいきなりゴールを挙げてみせた。ドルトムント2年目の今シーズン、さらなる飛躍が期待される。

モルは昨季の第3節、ダルムシュタット戦の64分からブンデスリーガデビュー。88分には初ゴールを奪った