Summary

  • 来季のEL出場権を懸けた争いが激化
  • 数字上は13位のアウクスブルクまでチャンスあり
  • EL出場権の枠は最大で3つ

5位ヘルタ・ベルリンから11位アイントラハト・フランクフルトまでの7チームが、欧州リーグ(EL)の出場権を巡って激しい火花を散らしている。5位から11位までの勝ち点差はわずか「5」。試合のたびに順位が目まぐるしく入れ替わる中で、最後に笑うのはどのチームか?

【5位:ヘルタ・ベルリン

勝ち点:46(得点:38 失点:37)
今後の対戦カード
第32節:ライプツィヒ(H)
第33節:ダルムシュタット(A)
第34節:レーバークーゼン(H)

前節はブレーメンとの直接対決に敗れたが、前半戦の貯金が効いていまだ有利な立ち場にいる。ここまでシーズンを通して6位以内をキープしている原動力は、総勝ち点「46」のうち「37」を稼いだホームゲームでの強さ。ホームゲームがあと2試合残っているのはかなり大きい。

【6位:ブレーメン

勝ち点:45(得点:52 失点:51)
今後の対戦カード
第32節:ケルン(A)
第33節:ホッフェンハイム(H)
第34節:ドルトムント(A)

最近11試合は9勝2分けと、勝って、勝って、勝ちまくって、一気にEL出場圏内の6位まで浮上。チームを再建へと導いたアレクサンダー・ヌーリ監督の手腕は見事だった。ただし、残りの3試合はいずれも超難関。まずはケルンとの直接対決を乗り切り、さらに勢いをつけてラスト2試合に臨みたいところだ。

【7位:フライブルク

勝ち点:44(得点:38 失点:55)
今後の対戦カード
第32節:シャルケ(H)
第33節:インゴルシュタット(H)
第34節:バイエルン・ミュンヘン(A)

フライブルクは今季1点差での勝利がリーグ最多の11勝。接戦での強さが際立つ。最終戦はバイエルンがマイスターシャーレ(優勝皿)を受け取るミュンヘンでの一戦となるが、そこまでにシャルケとインゴルシュタットから確実に勝ち点を手にすることができれば、アリアンツ・アレーナでもう一つの歓喜の輪も作れるはずだ。ちなみに、リーグ戦で欧州カップ戦の出場権を確保しているドルトムントがドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)で優勝した場合、7位チームにもEL予選の出場権が与えられる。

【8位:ケルン

勝ち点:42(得点:43 失点:37)
今後の対戦カード
第32節:ブレーメン(H)
第33節:レーバークーゼン(A)
第34節:マインツ(H)

前々節に今季初めて8位以下に転落したが、前節はドルトムント相手に勝ち点1をもぎ取り、EL出場に望みをつないだ。次節、ブレーメンとの直接対決に勝てば再び7位以内への浮上も可能。その上でレーバークーゼンとのダービーを制することができれば、逆転での出場権獲得もあり得る。

【9位:メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)】

勝ち点:42(得点:42 失点:45)
今後の対戦カード
第32節:アウクスブルク(H)
第33節:ウォルフスブルク(A)
第34節:ダルムシュタット(H)

ディター・ヘッキング新監督の下で生まれ変わり、後半戦だけで勝ち点「25」を獲得。7位との勝ち点差はわずか「2」で、残りの対戦カードを見ればEL出場権獲得は決して高いハードルではないだろう。ただし、対戦する3チームはいずれも残留争い中。崖っぷちに立たされたチームの底力には注意が必要だ。

【10位:シャルケ

勝ち点:41(得点:43 失点:36)
今後の対戦カード
第32節:フライブルク(A)
第33節:ハンブルガーSV(H)
第34節:インゴルシュタット(A)

前節はレーバークーゼンに4ー1で快勝し、残留を確定させるとともに再びEL出場権争いへの参戦。次節のフライブルク戦で勝ち点3を積み上げれば少なくとも7位に浮上する。残留を争う2チームとのラスト2戦で確実に勝ち点を積み上げることができれば……。

【11位:アイントラハト・フランクフルト

勝ち点:41(得点:32 失点:35)
今後の対戦カード
第32節:ウォルフスブルク(H)
第33節:マインツ(A)
第34節:ライプツィヒ(H)

前節のホッフェンハイム戦は90分に決勝点を奪われ、今季初めて11位に転落した。ただ、7位との勝ち点差は「3」しかなく、まだまだ諦める必要はない。もっとも、フランクフルトにはDFB杯優勝によるEL出場権獲得というルートも残されており、5月27日の決勝に向けて万全を期すという選択肢もある。