Summary

  • ブンデスリーガの各クラブで若手がトップチームに昇格
  • 近年ではプリシッチやクリュンターが昇格後すぐにブレイク
  • ゼニス・ブルニッチ、フェリックス・ゲッツェらが次のブレイクを狙う

ブンデスリーガの各クラブはユースチームからプロ昇格選手を続々と輩出している。昨季もクリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)を筆頭に、ティロ・ケーラー(シャルケ)、ベンヤミン・ヘンリクス、カイ・ハフェルツ(ともにレーバークーゼン)ら若いタレントが存在感を発揮し、シーズン終盤にはジョーダン・トルナリガ(ヘルタ・ベルリン)やルーカス・クリュンター(ケルン)もレギュラー争いに参戦した。そんな彼らに続くのは誰か? 飛躍が期待される10代のスター候補生5人を紹介する。

ゼニス・ブルニッチ(19歳/シュトゥットガルト)

ドルトムントのユースで育ったブルニッチはUー17に続いてUー19でもドイツ王者となり、4年連続でドイツの頂点に立つという偉業を達成した。昨季はUー19のキャプテンとしてタイトル獲得に貢献。複数のポジションをこなすオールラウンドなMFとして、昨季第20節にブンデスリーガデビューも飾っている。シュトゥットガルトに1年の期限付きで加入した今季は出場機会も大幅に増えそうだ。

ハジ・ライト(19歳/シャルケ)

2014年に練習生としてシャルケに加わったアメリカ人ストライカーは、2016年3月に正式契約を勝ち取った。昨季はUー19で11ゴール11アシストをマーク。そのパフォーマンスが認められ、トップチームの練習にも定期的に参加している。この夏もトップチームに帯同し、そこでしっかりと結果を残している。今季中にデビューのチャンスが巡ってくるかもしれない。

フェリックス・ゲッツェ(19歳/バイエルン・ミュンヘン)

言わずと知れたマリオ・ゲッツェ(ドルトムント)の実弟。ドリブルを武器とする攻撃的MFの兄とは違い、弟は妥協を許さない守りを持ち味とするセンターバックだ。Uー19を主戦場とした昨季は5月の決勝でPK戦の末にドルトムントに屈したが、レギュラーとして不動の地位を確立。カルロ・アンチェロッティ監督率いるトップチームに帯同することも多い。バイエルン・ミュンヘンにおけるセンターバックの競争はし烈を極めるが、今季中にデビューする可能性もありそうだ。

ジャンルカ・イッター(18歳/ウォルフスブルク)

ウォルフスブルク期待の左サイドバックは、2016年に優秀な若手選手を表彰するフリッツ・ヴァルター・メダルのUー17部門で金メダルを受賞。DFながら昨季のUー19ブンデスリーガでは3ゴール10アシストを記録し、ついにトップチーム昇格を果たした。同じポジションのリカルド・ロドリゲスとヤネス・ホーンが退団したこともあり、ブンデスリーガデビューに向けて視界は良好。ヤニック・ゲアハートとの競争に勝つことができれば、その道はおのずと開けるはずだ。

ヤコブブルーン・ラルセン(18歳/ドルトムント)

昨季のUー19ブンデスリーガで17試合に出場して20ゴール13アシストと驚異的な数字を残したデンマーク人MF。昨年10月にはトーマス・トゥヘル監督(当時)の大抜擢を受けてドイツサッカー連盟カップ2回戦のウニオン・ベルリン戦に先発し、相手のオウンゴールを誘発して貴重な先制点を呼び込んだ。疲労骨折でシーズン終盤に戦列離脱を強いられたため、まずはコンディションを戻すことが先決だが、クラブはラルセンに大きな期待を寄せている。