Summary

  • 小クラブながら快進撃を続けたフライブルク
  • シュトライヒ監督のインタビュー

今季のブンデスリーガは、クラブ史上初のトップリーグ昇格を果たしたライプツィヒの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得、最年少監督率いるホッフェンハイムの躍進など、見る者に多くの驚きを与えるシーズンとなった。しかし、ライプツィヒと同じ昇格組ながら、欧州リーグ(EL)出場を目前に控えているフライブルクのことも忘れてはならない。果たして、同クラブの指揮官の頭にはどのような考えがあるのか――当サイト独語版はクリスティアン・シュトライヒ監督との独占インタビューを行い、彼の胸の内に迫った。

――フライブルクは今季の昇格組であり、18クラブの中で最も予算が少ないクラブの1つですが、現在は6位にいますね。

シュトライヒ監督 我々は多くの面で、チーム一丸となって戦ってきました。全員が同じ方向に視線を向けていなければ、このようなシーズンは送れなかったはずです。

――結果的にこのような素晴らしいシーズンとなりましたが、途中で成績が落ち込んでしまうことに対する不安などはなかったのでしょうか?

シュトライヒ監督 昨年秋にウォルフスブルクマインツ、ライプツィヒと、立て続けに負けてしまいましたが、幸運にもダルムシュタット戦を勝利で飾ることができ、その後はいつもの自分たちを取り戻せました。成功体験というのは、やはり多くの場合において必要なものだと思います。

――現在2部の昇格圏にはシュトゥットガルトとハノーファーがいますが、おそらく来季もフライブルクは予算が最も少ないクラブの1つです。

シュトライヒ監督 彼らは我々よりも可能性を持っている…その通りでしょう。我々はこの状況に慣れています。もちろんすべてのチームが我々と同じくらいの予算だったらうれしいですが、しかし私がブラウンシュバイクやウニオン・ベルリン、ダルムシュタットなどを好きな理由に、予算の大きさは関係ありません。

――あなたはアウェーのダルムシュタット戦後、飾り気のない素朴なダルムシュタットの記者会見場のことが気に入ったと言っていましたね。

シュトライヒ監督 その通りです。とても気に入りました。私だけでなく、同僚もです。我々は長い間サッカー界に身を置いていますが、ほとんどが私のように小さな村の出身だったり、大きな町にある小さいクラブの出身ですからね。ダルムシュタットに行って、子どもの頃の記憶がよみがえってきたんです。確かに彼らは良いシーズンを送れませんでした。しかしファンは、自分たちが応援しているクラブが降格しても誰もブーイングをしませんでした。本当に素晴らしいことです。

―― 「素晴らしいこと」と言えば、フライブルクもEL出場が目前です。しかしこのテーマになると、あなたは居心地が悪そうにします。

シュトライヒ監督 居心地が悪そう?そんなことはないと思いますよ。私は単純に、このテーマについて熱く話さないだけですよ。なぜならこのテーマはすでに、いろんなところで語られていますからね。チームの内部ではまったく別です。選手はみんな、順位表を読むことができますから。彼らはすべての試合に勝ちたいと思っていますし、モチベーションは非常に大きいです。我々、指導者陣が鼓舞したり、叫んだりする必要がないくらいです。このチームは完璧ですよ。