Summary

  • W杯アジア最終予選で日本がイラクと対戦
  • 大迫の先制点も後半に失点して引き分け
  • 日本は勝ち点1差でグループ首位をキープ

ロシア・ワールドカップのアジア最終予選が6月13日にイランのテヘランで行われ、日本がイラクと1ー1で引き分けた。日本の先発メンバーには大迫勇也(ケルン)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)のブンデスリーガ所属2選手が名を連ねた。

イラク 1ー1 日本

引き分け以上でW杯出場に王手がかかる日本は、開始7分に大迫のボールキープから原口がシュートを放ってCKを獲得。本田圭佑(ミラン/イタリア)が蹴ったボールをニアサイドの大迫が頭で合わせて幸先良く先制に成功する。

その後は日本のラインがやや下がったこともあり、18分、20分と立て続けにサイド攻撃からイラクにチャンスを作られるが、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)を中心とした守備で決定的なシーンは作らせない。27分には大迫が一瞬の隙をついて裏に抜け出し、エリア内で相手DFに引き倒されるがこれはノーファウルの判定。試合は1ー0のままハーフタイムを迎えた。

後半に入ると37度の猛暑が選手たちの足を止め、両チームともに決定機を作れない状態が続くが、そんな中で日本をアクシンデントが襲う。59分に井手口陽介(ガンバ大阪)が競り合いの中で後頭部を地面に打ち付けてプレー続行不可能に。代わりに今野泰幸(ガンバ大阪)が投入される。

65分には酒井宏樹(マルセイユ/フランス)が原口とのコンビで右サイドを深くえぐり中央にクロス。相手のクリアボールをすかさず大迫が詰めるが、後半最大の決定機もシュートはGKをかすめて右ポスト叩いた。

日本は70分、疲労が見える原口に代えて倉田秋(ガンバ大阪)を投入。フレッシュなメンバーを入れて追加点を狙う。しかし直後の72分、イラクに中央を崩されると、川島永嗣(メス/フランス)がキャッチし損ねたボールを最後はマフディ・カミルに押し込まれて失点。試合を降り出しに戻されてしまう。

さらに失点直前に酒井宏が負傷して酒井高徳(ハンブルガーSV)と交代するが、3枚目のカードを切ったタイミングで久保裕也(ヘント/ベルギー)も足を痛め、足を引きずりながらのプレーを余儀なくされる。日本は残る力を振り絞って勝ち越しを目指すが、終了間際の本田のシュートがGKの正面をついたところでタイムアップ。酷暑の中の消耗戦は勝ち点1を分け合う結果となった。

この結果、日本は勝ち点を17に伸ばしてW杯出場に王手をかけたが、2位サウジアラビア、3位オーストラリアとの勝ち点差はわずかに「1」。残り2試合も依然として負けられない戦いが続く。

【得点】
イラク:マフディ・カミル(72分) 日本:大迫勇也(8分)

【ラインナップ】
日本(4ー2ー1ー3)
川島永嗣;酒井宏樹(76分 酒井高徳)、吉田麻也、昌子源、長友佑都;井手口陽介(62分 今野泰幸)、遠藤航;原口元気(70分 倉田秋);本田圭佑、大迫勇也、久保裕也