Summary

  • シュトゥットガルトが元ドイツ代表DFのベックを獲得
  • ベックにとっては9年ぶりの古巣復帰
  • 自らが育ったクラブでの新たな挑戦に意気込む

移籍期限最終日の8月31日、浅野拓磨所属のシュトゥットガルトがベシクタシュ(トルコ)から元ドイツ代表DFアンドレアス・ベック(30)を獲得した。13歳から同クラブの下部組織で過ごし、2008年まで在籍していたベックにとっては9年ぶりの古巣復帰。2年ぶりにドイツへ帰還したベックが、入団会見でシュトゥットガルトへの思い、そしてトルコでの日々について語った。



――シュトゥットガルトへの移籍について

ベック 最初に連絡をもらったのは29日、ちょうど散歩をしていた時だった。シュトゥットガルトが僕の獲得に興味を持ってくれていると聞いて、もう一度ブンデスリーガでプレーする大きなチャンス、挑戦だと思った。その後(スポーツディレクターの)ミヒャエル・レシュケから電話があり、移籍の方向でということを伝えた。そして、期限ギリギリで交渉がまとまったんだ。

――イスタンブールで過ごした日々について

ベック トルコリーグのレベルは高かったよ。二度のリーグ制覇と国内カップ優勝、それから欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場といい結果を残すことができた。トルコでの生活を楽しんだし、影響も受けた。いい意味でも悪い意味でも、いろいろなことを知ることができたよ。外国人が異なる文化にどうやって溶け込んでいくか、少し緊張しながらも身をもって経験した。

――現在のシュトゥットガルトの印象

ベック チームやスタッフに馴染みのある顔がいたのが印象的だね。9年前まで過ごしていた場所に戻ることができてとにかくうれしいよ。ただ、知っていることが多いように感じてもやっぱり別モノだ。クラブは2部降格を経験して再出発しているのだから。

――自身のコンディションについて

ベック ベシクタシュではプレシーズンの練習をすべてこなしたし、シーズンに入ってからは全試合に出場している。コンディションはいいと感じているよ。とはいえ、シュトゥットガルトとベシクタシュのサッカーは違うから切り替えが必要だと思う。どんなふうに1日が流れていくのか、ここでのやり方を知るのが楽しみだ。

――今季のシュトゥットガルトについて

ベック 僕はシュトゥットガルトっ子だし、この街や自分の故郷(ロシアのケメロボ)とは常に強い絆で結ばれていた。クラブの動向をすごく気にかけていたし、2部でうまく再出発してくれることを願っていた。この地域に住む人はみんな同じ思いのはずさ。才能ある若手と経験を積んだ選手がミックスされていて、とても面白いチームだね。ハネス・ウォルフ監督の話も非常に興味深かった。ここで学び、成長しながら、自分の経験を生かしていきたい。チームが今季どこまでいけるか楽しみだよ。