Summary

  • ブンデスリーガ第3節でホッフェンハイムとバイエルンが対戦
  • 今夏バイエルンに移籍したズューレとルディにとっては古巣対戦
  • 2人の抜けた穴は大きく、ホッフェンハイムは後釜を模索中

ブンデスリーガ第3節の最注目カードは、昨季4位のホッフェンハイムが王者バイエルン・ミュンヘンを迎え撃つ一戦だろう。昨季後半の対決ではホッフェンハイムがバイエルンに黒星をつけ、前半戦と合わせて勝ち点「4」をもぎ取った。ユリアン・ナーゲルスマン監督は「バイエルンを怒らせることもできるはず」と自信を見せている。

古巣に戻るズューレ&ルディ

昨季はチームの一員として王者撃破に貢献しながら、今回は敵としてウィアゾル・ラインネッカー・アレーナに戻ってくるのが、今夏にホッフェンハイムからバイエルンに移籍したニクラス・ズューレとゼバスティアン・ルディのドイツ代表コンビだ。

シーズン開始早々に古巣へと乗り込んで来る2人に、ナーゲルスマン監督は「2人にとって必ずしもいい1日になってくれとは思わないが、2人にはいいパフォーマンスをしてほしい」と、かつての教え子にエールを送る。ズューレとルディは厳しい競争をものともせず、バイエルンでレギュラーの座を獲得。開幕戦ではルディのアシストからズューレが先制ゴールを挙げ、3-1の快勝スタートに貢献した。

厳しい競争をくぐり抜けてレギュラーを確保

ズューレはまだ22歳ながらバイエルンのセンターバックとして2試合連続フル出場。これにはナーゲルスマン監督も「もっと時間がかかると思っていたが、ニクラスはバイエルンでとてもよくやっている。落ち着いて堅実に動き、チームに安定感をもたらしている」と驚きを隠さない。ジェローム・ボアテングの負傷によって出番が回ってきたことは事実だが、ボアテングが戦列復帰を果たしても、ホッフェンハイム戦ではズューレの先発起用が濃厚。本人もポジション争いの厳しさは覚悟の上で、「とにかく歯を食いしばる」とこのままレギュラー定着を狙う。

一方のルディは、引退したシャビ・アロンソの抜けた穴を埋める存在として、高い技術と戦術理解力を武器に中盤で奮闘中。ハイレベルな選手との切磋琢磨でさらに成長するはずだ。ドイツ代表でもトニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)の相棒として主力を担いつつある。事あるごとに手本とする選手はシャビ・アロンソと言ってきたルディは、「バイエルンで絶対的な選手になりたい」と高い目標を掲げている。

2人の後釜探しが難航するホッフェンハイム

バイエルンでもすぐに戦力になるような2人を失ったホッフェンハイムは、まだその穴を埋め切れずにいる。ズューレの抜けた3バックの右は新加入のホーバル・ノルトベイトとエルミン・ビチャクチッチがレギュラーの座を争っているところだ。ルディの抜けた中盤の底もまだ適任者を模索中で、ベテランのオイゲン・ポランスキ、攻撃的なケレム・デミルバイ、若手のデニース・ガイガーが交代で起用されている。ケビン・フォークトも選択肢の一つだろう。

ホッフェンハイムは9月14日に欧州リーグ(EL)の初戦を控えている。それまでにチームにとってベストの布陣を見つけておきたいところだ。