Summary

  • 長谷部は日本人最多出場記録を樹立へ
  • 酒井と原口は直接対決に挑む

日本人の歴代最多出場記録更新へ

長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト

前節のヘルタ・ベルリン戦でブンデスリーガ通算出場数はついに「234試合」に到達。奥寺康彦氏が保持していた日本人選手の最多記録に並んだ。しかし、肝心の試合のほうは0ー2で敗れ、チームは今季初の3連敗。2試合連続で退場者を出したこともあり、ボランチで先発した長谷部も本来の影響力を発揮することはできなかった。

ミッドウィークに行われたドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の準々決勝で2部のビーレフェルトに勝利してチームは公式戦の連敗をストップ。長谷部は発熱のため出場を回避したが、今節のフライブルク戦では先発復帰する見込みだ。

今節も出場停止のダビド・アブラハムとハリス・セフェロビッチに加え、ヘスス・バジェホ、マーコ・ファビアンらが負傷欠場。チームの台所事情は依然として厳しい。そんな中で持ち前のリーダーシップを発揮し、チームを勝利に導けるか。大記録の達成が懸かった一戦でも長谷部はいつもどおり勝利だけを見据えている。

長谷部の今季成績(第22節終了時点)
出場:20試合(先発:19) 出場時間:1733分
得点:1 アシスト:1 警告:1

前節大敗のショックを払拭できるか

酒井高徳(ハンブルガーSV

前節のバイエルン・ミュンヘン戦での敗戦はあまりにもショッキングだった。ハンブルクはそれまで2月の公式戦を3勝1分け無敗。バイエルン戦でも勝ち点の獲得が期待されていた。しかし、17分にアルトゥーロ・ビダルに先制点を許すと、その後も失点を繰り返して0ー8の記録的大敗。芽生え始めていた「自信」は首位チームによってズタズタに切り裂かれた。

チームは再び降格圏の16位に転落。ミッドウィークのDFB杯でもホームでメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に競り負けて敗退が決定した。酒井のキャプテン就任以降上向きだったチームは試練の時を迎えている。

今節はホームに5位ヘルタ・ベルリンを迎えての一戦。このままズルズルいかないためにも、右サイドバックで先発予想の酒井にはまず守備面での貢献が期待される。大敗のショックを払拭し、再び残留への道筋を描けるか。

酒井の今季成績(第22節終了時点)
出場:21試合(先発:19) 出場時間:1755分
得点:1 アシスト:2 警告:5

「内弁慶」克服のキーマンへ

原口元気(ヘルタ・ベルリン

前節はフランクフルトとの上位対決を制して3試合ぶりに勝ち点3を獲得。先発フル出場の原口もしっかりと存在感を示した。今節は酒井所属のハンブルクとアウェーで対戦するが、その後にドルトムント戦、ケルン戦が控えていることを考えれば取りこぼすわけにはいかない。

ただし、今季のヘルタはホームでの強さとは対照的にアウェーでは全くと言っていいほど結果を残せていない(2勝3分け6敗)。下位チームとのアウェー戦は「内弁慶」克服を目指すチームにとって重要な一戦となる。ちなみにアウェー2勝のうち1勝は、原口が2アシストを記録してマン・オブ・ザ・マッチに輝いたインゴルシュタット戦。原口は弱点克服のキーマンとなり得る。

原口の今季成績(第22節終了時点)
出場:21試合(先発:17) 出場時間:1538分
得点:1 アシスト:2 警告:3