Summary

  • ブンデスリーガ第30節、ボルシアMGとドルトムントの“ボルシア対決”
  • 通算対戦成績はドルトムントの32勝28分け29敗
  • ドルトムントはトゥヘル体制下になって3連勝中

新監督にディーター・ヘッキングを迎えたウィンターブレーク明けから大きく巻き返し、後半戦の成績で5位につけるメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)が、4月22日のホームゲームで4位ドルトムントとの“ボルシア対決”を迎える。年間成績ではボルシアMGが9位、ドルトムントは4位で、両チームの勝ち点差は14ポイントあるが、ボルシアMGは欧州リーグ(EL)、ドルトムントは欧州チャンピオンズリーグ(CL)とそれぞれのゴールを目指して最後の5試合を迎える。

トゥヘル体制下ではドルトムントが圧倒

90回目を迎える“ボルシア対決”の通算対戦成績は、ドルトムントの「32」勝、ボルシアMGの「29」勝、「28」の引き分けと、ドルトムントがわずかにリード。さらにトーマス・トゥヘル体制下になってからはドルトムントが3連勝中。内容的にも11得点・2失点と圧倒している。

今季のボルシアMGは上位4チームとの7度の対戦で2分け5敗と振るわず。この状況にパトリック・ヘアマンは、「どこに原因があるのか、はっきりとは分からない。けれど、週末のドルトムント戦で勝つことができればその後につながる。勝つことが大事だ」と、ラストスパートのためにもドルトムント戦の勝利が必須だと話す。

古巣に容赦ないロイス

対するドルトムントは今季15試合でわずか4勝と苦戦が続くアウェーゲームの流れを変えたいところ。その中で、期待がかかるのが古巣対戦となるマーコ・ロイスだ。前節のアイントラハト・フランクフルト戦でケガからカムバックを果たすと開始3分でゴールを記録。敵地でのモナコ戦でもチーム唯一の得点を挙げるなど、早くも存在感を示している。ロイスはボルシアMG戦7試合で4ゴール5アシストと相性抜群。もちろん、ピエールエメリック・オバメヤンが好調をキープしているのも心強い。

そんなドルトムントの攻撃陣を、ボルシアMGのヘッキング監督は「極めて危険」と最大限に警戒している。「ドルトムントが(CL敗退で)沈んでいるとは思えない。何かを手に入れた上でシーズンを締めくくりたいのであれば勝つしかない。ドルトムント相手に守りを固めるのは得策ではない」。チームをV字回復させた指揮官は、消極的な戦いでは勝ち点3には届かないと見ている。

ベストメンバーには遠くても…点の取り合いは必至

ボルシアMGはクリストフ・クラマー、ラファエル、トルガン・アザール、トニー・ヤンチュケ、ファビアン・ジョンソンが離脱中。ドルトムントのほうもマルク・バルトラ、アンドレ・シュアレ、マリオ・ゲッツェを欠いての戦いとなる。このカードは1994年4月の対戦を最後に39試合スコレスドローがない。また、1978年4月にはボルシアMGがホームで12ー0という前代未聞の勝利を飾っている。ともにベストな布陣で挑むことができないとはいえ、見応えのある試合を見せてくれそうだ。