数々の最年少記録を樹立してきたヴェルナーにまた一つ新たな称号が加わった - © © gettyimages / Oliver Hardt
数々の最年少記録を樹立してきたヴェルナーにまた一つ新たな称号が加わった - © © gettyimages / Oliver Hardt

ヴェルナーがリーグ史上最年少で100試合出場を達成

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ブンデスリーガ初参戦ながら第5節を終えて2勝3分けといまだ無敗をキープ。ここまで大健闘を見せているライプツィヒにあって、チームの躍進に大きな貢献を果たしているのが20歳のティモ・ヴェルナーだ。

ヴェルナーは9月24日のケルン戦で82分から途中出場し、ブンデスリーガ史上最年少となる20歳と203日で通算100試合出場を達成。本人は記録の樹立を前に「試合前はいつも鳥肌が立つし、少しナーバスにもなる。僕はまだ20歳だから、98、99試合でも、100試合でもさほど変わりはない」と初々しさをのぞかせていたが、今季はここまで公式戦全試合に出場してチーム最多の3ゴールを挙げている。

もっとも、100試合のうち95試合は前所属クラブで積み上げたもの。ヴェルナーは昨季までシュトゥットガルトに在籍していたが、チームの2部降格を受けてライプツィヒへの移籍を決断していた。「これまでの試合で信じられないほど多くの経験を積み、いろいろなものを得ることができた。今度はそういうものをチームメートに伝えていけると思う」。ヴェルナーの言葉には、まだ20歳ながら様々な試練を乗り越えてきたことへの自信がうかがえる。

実はヴェルナーの最年少記録樹立は初めてのことではない。2013年8月に17歳と5カ月でブンデスリーガ初出場を果たし、シュトゥットガルトのリーグ最年少出場者としてクラブ史に名前を刻んでいる。同年9月には17歳と200日でリーグ初ゴールを挙げ、シュトゥットガルトの史上最年少得点記録を更新。これはリーグ全体で見ても、ヌリ・シャヒン(ドルトムント)、ユリアン・ドラクスラー(当時シャルケ、現ウォルフスブルク)に次ぐ史上3番目の若さだった。また、同年11月には1試合2ゴールを記録し、ブンデスリーガ史上最年少でのドッペルバック達成者となっている。