Summary

  • ドルトムントのロイスは十字じん帯の部分断裂で離脱中
  • 右ひざのリハビリは順調。戦列復帰は来年3月になる見込み
  • カムバックの先に見据えるのはロシア・ワールドカップ

今年5月に右ひざ十字じん帯の部分断裂という重傷を負ったドルトムントのマーコ・ロイスが、クラブの公式TVでリハビリに励む近況について語った。「(リハビリは)ばっちりだ。とてもうまくいっている。すべて予定どおりに進んでいて他に何の影響もない」。待望のカムバックは早くても来年3月以降になる見込みだが、本人は焦らずじっくりとリハビリに取り組んでいるようだ。

高い代償がついた初タイトル

ロイスが最後にピッチに立ったのは5月29日、アイントラハト・フランクフルトとのドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝だった。ドルトムントはこの一戦を2ー1で制してトロフィーを手にしたものの、ロイスは前半に右ひざを痛めて途中交代。キャリア初タイトルの代償は高くついた。

それ以来、復帰を目指したリハビリの日々が続いているが、これまで何度もケガに苦しめられてきたロイスは誰よりもリハビリのつらさを知っている。チームメートが試合を戦っている時も、できるのはスタンドで試合を眺めることだけ。「何もかもすべて一人でやらなくてはいけない」ことが1番つらいと言う。

今季のドルトムントはペーター・ボス新監督の下で開幕から好調をキープ。7試合で21得点・2失点と圧倒的な力を見せつけている。エースのピエールエメリック・オバメヤンを中心に、両サイドではクリスティアン・プリシッチや新戦力のマクシミリアン・フィリップ、アンドリー・ヤルモレンコが躍動。ここまではロイス不在の穴をしっかりと埋めている。

ワールドカップの舞台へ、三度目の正直

とはいえ、ロイスの不在がチームにとって大きな痛手であることは誰もが認めている。再びピッチに立つまでの道のりは長いが、これまで何度も復帰の喜びを味わってきたロイスは、「すごい感情が沸いてくると思う。それを楽しみしている」と、その瞬間を励みにリハビリを続けている。

復帰の先に見据えるのは、もちろんロシア・ワールドカップだ。ドイツが世界の頂点に立った3年前のブラジル大会、ロイスは直前の親善試合で足首を痛めて辞退を余儀なくされた。昨夏の欧州選手権も負傷で出場が叶わなかったロイスにとって、次の夏はきっと“三度目の正直”になるはずだ。