Summary

  • ベイリーはジャマイカ出身の19歳
  • ベルギーリーグでは“最高の逸材”と称されていた
  • 2015/16シーズンは公式戦で7ゴール11アシストをマーク

レーバークーゼンはこの冬、“最高の逸材”と名高いジャマイカの19歳、レオン・ベイリーをヘンク(ベルギー)から獲得した。ウィンガーとして活躍が期待されるベイリーについて知っておきたい5つのポイントを紹介する。

1)ルーツはカリブ

1997年8月9日、ジャマイカのキングストン生まれ。地元クラブのフェニックス・オールスターズから2011年にオーストリアのUSKアニフのユースチームに移籍。スロバキアのトレンチーンを経て2015年にヘンクに加入する。彼の異父弟のカイル・バトラーもリザーブチームに所属している。

2)タイトルを授けられた“宝石”

ヘンクでプロ契約を交わしてから2週間後にトップデビュー。当時18歳ながら公式戦42試合に出場し、7ゴール11アシストをマークして2015/16シーズンのベルギーリーグ年間最優秀若手選手賞に輝いた。チームもリーグ5位でフィニッシュし、欧州リーグ(EL)出場権を手にした。

3)SNSでも注目株

ベイリーの名前はベルギーだけにとどまらず、国外でも広く知られるようになった。ELグループステージ初戦のラピド・ウィーン(オーストリア)戦では約20メートルの距離から鮮やかなシュートを突き刺しただけでなく、終了間際にPKも成功。1試合2得点で“チーム・オブ・ザ・ウィーク”にノミネートされた。アスレティック・ビルバオ(スペイン)に2-0と勝利した試合ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。

ELでは予選も含めて12試合に出場して7ゴール3アシストを記録。ヘンクのEL本戦進出はベイリーの活躍によるところが大きかった。そんな旬の若手はソーシャルネットワークでも注目株。インスタグラムにはたった3枚の写真をアップしている飲みだが、フォロワーは4万5000人もついている(レーバークーゼン加入後に2枚の写真が追加され、フォロワーはまた増えた)。

4)デ・ブールも絶賛

ベイリーのスピードは一級品。それが最も生かされるポジションはサイドだ。スピードに加えてボールコントロールにも長け、ドリブルもうまい。そして競り合いに怖気づくこともない。正確なシュート力を持つレフティーは攻撃面で非常に危険な、そして予測不能なことをやってのける。かつてベイリーがアヤックス(オランダ)ユースのテストトレーニングに参加した時、当時のコーチだったロナルド・デ・ブールは、彼について「弱点がない」と語っている。

5)前途洋々の未来

レーバークーゼンへの移籍でベイリーはベルギーリーグからブンデスリーガへ、ELから欧州チャンピオンズリーグ(CL)へ、さらに上のレベルでの挑戦をスタートさせる。19歳のベイリーがステップアップするための舞台は整った。

「自分はとても負けず嫌い。強いチームと対戦するのが好きなんだ」。そう話すベイリーはU-23ジャマイカ代表での出場歴があり、前ジャマイカ代表監督のバインフリート・シェファーは彼をA代表に招集するつもりだったが、彼の父親と代理人が反対。代表に関しては決断を焦らず、あらゆる可能性を残しておきたいとの思いからだ。彼が欧州でその実力を示せば、ジャマイカ以外の国の代表としてピッチに立つことになるかもしれない。