Summary

  • プレシーズンでレギュラー獲得のアピールに成功した5人を紹介
  • シャルケのスタンブリは新たなポジションで不可欠の存在に
  • バイエルンの新戦力ルディはドイツ・スーパーカップでアピール

ブンデスリーガの開幕まであと1週間。各クラブがチーム作りの総仕上げを迎える中、これまで必ずしもレギュラー扱いではなかった選手たちが定位置獲得に名乗りを挙げている。今夏のプレシーズンで存在感を示した5人衆を紹介する。

レオン・ベイリー(FW/レーバークーゼン
同じジャマイカ出身のウサイン・ボルトは8月5日のレースを最後に現役を引退したが、19歳のベイリーのキャリアはまさに始まったばかりだ。昨季のウィンターブレーク中に加入し、1年目はそのポテンシャルを発揮できないままシーズンを終えたが、ハイコ・ヘルリッヒ新監督の下でその才能を開花させようとしている。プレシーズンマッチでは持ち前のスピードを武器にゴール&アシストを重ね、王者バイエルンと対戦する開幕戦での先発出場が現実味を帯びてきた。ルディ・フェラーSDも、「レオンはプレシーズン中に頼もしいパフォーマンスを披露した。ようやくチームにフィットし、サイドの激しいポジション争いに挑むことになる」と期待を寄せている。


ヌリ・シャヒン(MF/ドルトムント
ブンデスリーガ史上最年少デビュー記録を持つシャヒンも26歳。昨季はケガに泣かされ、リーグ戦出場はわずか5試合にとどまった。しかし今夏は、スベン・ベンダーの移籍とユリアン・ワイグルの負傷離脱で空席となったボランチのポジションで結果を残し、健在ぶりをアピール。高いテクニックでペーター・ボス監督にとって欠かせない存在になっている。


ベンジャミン・スタンブリ(MF/シャルケ
昨夏にパリ・サンジェルマン(フランス)から加入したスタンブリは、2年目を迎えてチームにしっかり溶け込んだ。昨季はボランチでのプレーが多かったが、ドメニコ・テデスコ新監督はスタンブリを3バックの一角で起用。新たな役割にも本人は「とてもやりやすい。モンペリエ時代も最終ラインでプレーすることはあったので、全く初めてというわけではない。それに、自分は監督が使ってくれるところでプレーするだけ」と意欲十分だ。守備陣に負傷者が相次ぐ中、スタンブリにレギュラー当確のランプが灯った。


ゼバスティアン・ルディ(MF/バイエルン・ミュンヘン
この夏にホッフェンハイムから加入した27歳は、ピッチの外では物静かな性格だ。だが、猛者ぞろいのバイエルンで早くも公式戦フル出場。5日に行われたドルトムントとのドイツ・スーパーカップで、引退したシャビ・アロンソの後継者になり得ることを示した。「僕は大人しいところもあるけど、試合となれば別だ。スペースを突き、ボールをつないで、チームメートの力になるようプレーする。自分が正しい方向に進んでいると100%確信している」。バイエルンの中盤は激戦区だが、チームの今季初タイトルに貢献した自信を胸に、きっと居場所を見つけるはずだ。


ダヨ・ウパメカノ(DF/ライプツィヒ
ブンデスリーガ2年目を迎える19歳が、昨季2位と大躍進したチームの力を一段とアップさせそうだ。昨季のウィンターブレーク中にザルツブルク(オーストリア)から加入。ドイツサッカーに慣れるまでに時間を要したが、昨季最後の5試合にフル出場を果たすと、プレシーズンでもウィリー・オーバンとのコンビでアピールに成功した。現段階ではマービン・コンペアとのポジション争いに勝利したと言えそうだ。