Summary

  • リーグ開幕に先立って行われたDFB杯で多くの選手が活躍
  • リベリ、バルトラらが仕上がりの良さをアピール
  • 武藤嘉紀やハラーはレギュラー獲りに大きく前進

2017/18シーズンのブンデスリーガがいよいよ開幕する。長いシーズンのスタートに先立って、8月11日から14日にかけて行われたドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦では、リーグの開幕を待ちわびるように多くの選手が活躍した。エンジン全開でチームを引っ張る各クラブのキーマンを紹介する。

マルク・バルトラ(ドルトムント

ペーター・ボス新監督の下、チームの守備に抜群の安定感をもたらしている。DFB杯では守備だけでなく攻撃にも積極的に参加するなど躍動。強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、CKの場面でストライカーばりの反応を見せてチームに先制点をもたらした。

武藤嘉紀(マインツ

ジョン・コルドバの移籍で空席となった1トップの座を巡る争いでポールポジションに立っている。新加入のケナン・コドロが目下のライバルとなるが、武藤はリューネブルガーSK(4部)とのDFB杯1回戦で先制弾とダメ押し弾をマーク。レギュラー獲得に向けてアピールに成功した。

レオナルド・ビッテンクールト(ケルン

5ー0と大勝したレーアーTS(5部)戦でチームの今季初ゴールを演出。「より効果的なプレーを目指す」と公言する23歳がシーズン初戦で有言実行を遂げた。昨季のケルンはビッテンクールトの出場した試合で「1.81」の平均勝ち点を獲得していたのに対し、欠場した試合では「1.1」。この数字からも彼の存在の大きさがうかがえる。

フランク・リベリ(バイエルン・ミュンヘン

プレシーズンでの不調から一転、DFB杯ではケムニッツ(3部)相手に5ー0の完勝を収めたバイエルン。この試合でドッペルパックを達成したロベルト・レバンドフスキとともに仕上がりの良さを見せつけたのがリベリだ。左サイドを切り裂いてアシストを記録すると、直接FKで自らも1ゴールをマーク。いつ開幕しても大丈夫なぐらいコンディションは整っている。

セバスティアン・ハラー(アイントラハト・フランクフルト

オランダのエールディビジで17ゴールという得点力の高さを買われてユトレヒトから加入したが、3ー0で勝利したDFB杯のエルンテブリュック(4部)戦で早くもその片りんを見せつけた。先制点と2点目をアシストすると、自らもダメ押しの3点目をマーク。プレシーズン中は周囲とうまくかみ合わないシーンも目立ったが、見事にリーグ開幕に合わせてきた印象だ。

マーセル・ザビッツァー(ライプツィヒ

ティモ・ウェアナーやエミル・フォースベルクの活躍の陰に隠れがちだが、昨季は8ゴール5アシストを記録。DFB杯1回戦でも早速ドッペルパックを達成して、得点力が健在であることを見せつけた。ブルマの加入による熾烈なポジション争いもザビッツァーにとってプラスに働いているようだ。

ニクラス・フュルクルーク(ハノーファー

アンドレ・ブライテンライター監督の就任を機に出場機会を増やし、昨季終盤はレギュラーとして昇格に貢献。その勢いのままに、DFB杯の1回戦でも2ゴールと幸先の良いスタートを切った。開幕節で対戦するマインツは、このハノーファー生まれの24歳に要注意だ。

ヨナス・ホーフマン(メンヘングラートバッハ

DFB杯1回戦では1点を追う展開で投入され、同点ゴールを決めて試合の流れを変えた。新加入のデニス・ザカリアが結果を残せていない状況の中、ディーター・ヘッキング監督はホーフマンを中盤のセンターで多用。このまま昨季からのいい流れをキープできれば、ドルトムントに移籍したマハムート・ダフートの後継者になれるかもしれない。

イグナシオ・カマーチョ(ウォルフスブルク

新たなチームリーダーとしてマラガ(スペイン)から迎え入れられた27歳は、ノルダーシュテット(4部)とのDFB杯で決勝点をマーク。果敢に競り合いに挑むタフな一面も見せるなど、シーズン最初の公式戦で早くもアンドリース・ヨンカー監督の信頼を手にした。

イェフヘン・コノプリャンカ(シャルケ

マークス・ワインツィアル体制下ではサブに甘んじることも多かったが、ドメニコ・テデスコ監督の信頼を得てレギュラーの座を確保。DFB杯ではほぼすべての攻撃に絡み、終盤に自ら2ゴールを挙げてチームを勝利に導いた。