Summary

  • ボルシアMGがケルンとのラインダービーで勝利
  • 順位は8位に浮上。6位との勝ち点差はわずか「2」
  • 後半戦のアウェー成績は4勝2分け1敗の勝ち点「14」

ケルンメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)の“ラインダービー”は、ボルシアMGが3ー2で競り勝って敵地から勝ち点3を持ち帰った。これでボルシアMGは8位に浮上。6位との勝ち点差を「2」まで詰め、欧州カップ戦の出場権に手が届くところまできている。

ゴールの形より勝ち点3

ラインダービーはスコアこそ1点差だったが、終始ゲームを支配していたのはボルシアMGだった。それはボール支配率74%、対人勝率55%、シュート本数16本(ケルンは9本)、パス成功率81%(同66%)、ファウル数10回(同17回)という試合データからも読み取ることができる。

ディーター・ヘッキング監督も満足げに試合を振り返る。「我々は勝者にふさわしかった。キックオフからこのダービーに勝ちたいという意志を見せることができた。しっかり守って、相手にプレッシャーをかける。選手はこれを見事に実践してくれた。素晴らしいダービーでの勝利だった」

ボルシアMG側は開始13分にヤニック・ベスターガードがCKを頭で合わせて先制。1ー1と追いつかれて迎えた56分には、イブラヒマ・トラオレのクロスがそのままゴールに吸い込まれて勝ち越しに成功した。再び同点とされた80分にはラース・シュティンドルがこぼれ球を押し込み、これが決勝点となった。

ケルンも効率良く、かつ美しく2点を奪ったが、ボルシアMGにとってゴールの形など些細なこと。重要なのは後半戦の11試合で7勝目を手にしたことだ。「代表戦後の3試合で目指していたのは後続との差を広げること、そして上にいるチームにプレッシャーをかけることだった。上にいる3チームとの試合で勝ち点7を取ることができた。このままやっていけばもっと結果が残せる」。試合を決めたシュティンドルは直接のライバルとの3試合を2勝1分けで乗り切ったことに充実感を漂わせた。

大混戦のEL争い。ボルシアMGの強みは敵地での戦い

ボルシアMGが後半戦で稼ぎ出した勝ち点は「22」。これはリーグ2位の好成績だ。ヨナス・ホフマンもラストスパートに意欲満々だ。「欧州カップ戦が見えてきた。上のチームを抜いて、できるだけ上位にいけるようにしたい。前半戦が終わった時点では、誰も欧州カップ戦のことなんて頭になかった。でも、チームは再び息を吹き返したんだ」

第28節の結果を受けて5位から10位には大きな動きがあった。11位のブレーメンまでが欧州カップ戦の出場権を狙う大混戦の中、ボルシアMGにとっての強みはアウェーでの強さだ。ウィンターブレーク前はわずか勝ち点「1」と敵地での戦いに散々苦しめられてきたが、年が明けると状況は一変。ヘッキング新監督の下でここまで敵地で勝ち点「14」を獲得している。

4月15日には3位ホッフェンハイムとのアウェーゲームが控えているが、ボルシアMGは自信を持って敵地に乗り込むことができそうだ。