Summary

  • ブンデスリーガのゴール数は現在4万9977ゴール
  • 今週末に5万ゴール目が生まれる可能性が高い
  • DFLのデータでは無効となったゴールを説明する

ブンデスリーガが開幕した1963年、当時のクラブ数は16で、第1節には全8試合が8月24日17時にキックオフされた。開始1分、ブレーメンのウェーザー・シュターディオンでドルトムントのフリードヘルム・“ティモ”・コニエツカがブンデスリーガ初ゴールを挙げた。それから現在(2017年2月5日)までに4万9977ゴールが生まれている。今週末に開催される第20節(10〜12日)では5万ゴールに到達する可能性が高く、誰が記念すべきゴールを決めるのか、注目が集まっている。

ドイツサッカーリーグ(DFL)の公式データでは、現在4万9977ゴールとなっているが、この数にはカウントされていないゴールが50ある。

1971/72シーズン、ビーレフェルト全41得点

降格危機のビーレフェルトが相手チームの選手に賄賂を送ったことが発覚し、同シーズンの勝ち点と全得点が無効になった。チームは翌シーズン、地域リーグへ降格処分となった。

【DFBスポーツ裁判所による判定】

1976年11月27日、カイザースラウテルン対デュッセルドルフ

デュッセルドルフが1-0でリードしていた状況で試合中止となり、ゲストチームのデュッセルドルフを2-0の勝利とした。

1993年5月22日、ユルディンゲン対アイントラハト・フランクフルト

フランクフルトが5-2で勝利したが、当時は禁止されていた外国籍の選手を4人出場させたため、ユルディンゲンの2-0の勝利に変更された。

1995年4月13日、バイエルン・ミュンヘン対アイントラハト・フランクフルト

バイエルンが5-0で勝利したが、規定で認められていないアマチュア契約の選手を4人出場させたため、フランクフルトの2-0の勝利に変更された。

また、1970年4月3日のメンヘングラートバッハ対ブレーメンでは88分にゴールポストが壊れ、試合が中断された。その後12分が経過してもホームのメンヘングラートバッハは代わりのゴールを用意することができず、試合中止が決定。試合中断前のスコアは1-1だったが、ゲストチームのブレーメンを2-0の勝利とした。なお、2011年4月1 日のザンクト・パウリ対シャルケでも規定時間より早く試合終了とせざるを得なかったが、試合中断前のスコアのまま、シャルケの2-0の勝利としている。

しかし、選手の功績を守るという観点から、ゴールが訂正されても得点者の記録は残る。例えば、1992/93シーズンにアンソニー・イェボア(フランクフルト)は20得点を挙げ、ウルフ・キルステン(レーバークーゼン)とともに得点王に輝いた。その中には前述のユルディンゲン戦で挙げた4得点も含まれている。

また、DFBスポーツ裁判所の判断や天候を理由に再試合となった場合、最初の試合のゴールはDFLのデータには含まれない。例えば1994年4月23日、バイエルンがトーマス・ヘルマーの2得点で、ニュルンベルクに2-1で勝利した試合。26分の先制点は実際にはゴールラインを割っておらず、“幻のゴール”だった。5月2日に再試合が行われ、バイエルンが5-0で勝利した試合のデータを採用している。