Summary

  • 2017/18シーズンのブンデスリーガは8月18日に開幕
  • 今季は10人の日本人選手が所属

2017/18シーズンのブンデスリーガは8月18日に開幕する。55シーズン目を迎えた今季のブンデスリーガには日本人選手10人が所属。昨季より2選手増えたことにより、今季は各節でより多くの日本人対決が期待できるだろう。

香川真司(28歳)

クラブ:ドルトムント(昨季3位、DFB杯優勝、CL出場権獲得)
出場数:127
得点:36

プレシーズンにはチームとともに日本を訪問し、そこでドルトムントとの契約を2020年まで延長したことを発表した。6月の日本代表戦で左肩を脱臼したが、8月12日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦で途中出場し、約2カ月ぶりに復帰を果たしている。香川の現在のリーグ通算ゴール数は36。あと1ゴールで岡崎慎司の持つブンデスリーガ日本人最多得点記録に並ぶ。

大迫勇也(27歳)

クラブ:ケルン(昨季5位、EL出場権獲得)
出場数:83
得点:11

昨季は2トップを組んだアントニー・モデステとともにゴールを量産し、ケルンを25年ぶりの欧州カップ戦出場へと導いた。その相棒は中国へと去ったが、マインツから加入したジョン・コルドバとの新2トップで、昨季の7得点を上回る活躍を期待したい。しかし、7月末の強化試合で右足首じん帯を損傷し、開幕からしばらくは欠場することになりそうだ。

原口元気(26歳)

クラブ:ヘルタ・ベルリン(昨季6位、EL出場権獲得)
出場数:84
得点:4

昨季の前半戦はレギュラーをキープし、ゴールこそ1得点に終わったものの卓越したパフォーマンスで2回のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。1試合におけるスプリント数は抜きん出ており、ドイツに来てからは献身的なプレーも見せるようになった。ただし昨季終盤からは出場機会が減っており、まずは定位置を勝ち取る必要がある。また、ヘルタでは右サイドハーフでの起用が多いが、原口が最も得意とする左サイドからゴールを狙う姿がもっと見たい。

内田篤人(29歳)

クラブ:シャルケ(昨季10位)
出場数:104
得点:1

内田がブンデスリーガで最後にプレーしたのは2015年3月7日。プロサッカー選手としてはあまりにも長過ぎる2年以上の月日をリハビリに費やしてきた。今回のプレシーズンでは練習試合でフル出場を果たすなど、リーグ戦復帰に向けて前進。それどころか6部クラブとの試合では2ゴールを奪ってみせた。シャルケ不動の右サイドバックと呼ばれた男が不屈の精神でブンデスリーガに戻ってくる。

※内田は8月21日、ブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンへ移籍

長谷部誠(33歳)

クラブ:アイントラハト・フランクフルト(昨季11位)
出場数:236試合
得点:8

今年3月5日、第22節(フライブルク戦)でブンデスリーガ通算235試合目の出場を果たし、奥寺康彦氏が30年にわたり保持していた日本人選手のブンデスリーガ最多出場記録を塗り替えた。翌節のバイエルン・ミュンヘン戦ではトーマス・ミュラーのシュートを防いだ際にゴールポストに直撃。自らの犠牲をいとわない長谷部らしいプレーだったが、右ひざを負傷し、残りのシーズンを欠場した。約5カ月の離脱となったが、先日のDFB杯1回戦ではすでにフル出場しており、今季もチームの中心となって引っ張っていくだろう。

鎌田大地(21歳)

クラブ:アイントラハト・フランクフルト(新加入)

今夏、サガン鳥栖からフランクフルトへ移籍。クラブの「シーズンオープニング・フェスト」で行われた親善試合では、4部チーム相手に1得点3アシストをマークし、先発出場に向けてアピールに成功した。また、同ポジションのマーコ・ファビアンが離脱することになり、チャンスも巡ってきそうだ。

宇佐美貴史(25歳)

クラブ:アウクスブルク(昨季13位)
出場数:34
得点:2

2011年に19歳で期限付きながらバイエルン・ミュンヘン入り。スター軍団の中で研さんを積んだが、リーグ戦はわずか3試合の出場となった。翌年はホッフェンハイムでプレーしたが思うような成績を残せず、自身の原点であるガンバ大阪へ復帰。すると、3シーズン連続で二桁得点をマークし、2016年夏に満を持して2度目のドイツ挑戦となった。しかし、監督交代による戦術変更の影響などもあり、昨季はベンチ入りすらままならず。まずは少ないチャンスを最大限に生かし、本来の力を発揮してほしい。

※宇佐美は8月30日、ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフへ移籍

酒井高徳(26歳)

クラブ:ハンブルガーSV(昨季14位)
出場数:142
得点:2

55年目を迎えたブンデスリーガで唯一、全シーズンを戦ってきたハンブルクの主将を今季も酒井が務めることになった。昨季はシーズン途中にキャプテンに就任し、最後まで苦しみながらもチームを残留へ導いた。今季こそ残留争いではなく上位争いに絡みたいところだが、先日のDFB杯では3部クラブに3失点を喫し、まさかの1回戦敗退。不安なシーズン滑り出しとなった。

武藤嘉紀(25歳)

クラブ:マインツ(昨季15位)
出場数:39
得点:12

2014/15シーズンに加入後、ブンデスリーガ3戦目で1試合2ゴール、さらには日本人選手2人目となるハットトリックを達成したが、同シーズン後半戦は負傷により離脱。昨季は復帰するも再びけがにより戦線から遠ざかり、先発の機会は減った。それでも途中出場から大事な場面でゴールを決める勝負強さは日本人選手の中ではピカイチ。1トップで出場したDFB杯1回戦ではいきなり2ゴールを挙げ、最高のシーズンスタートを切った。

浅野拓磨(22歳)

クラブ:シュトゥットガルト(ブンデスリーガ2部優勝)
出場数(2部):26
得点(2部):4

サンフレッチェ広島からプレミアリーグのアーセナルへ完全移籍も、1年目はシュトゥットガルトへ期限付き移籍。同クラブはブンデスリーガ2部で優勝を果たし、1年でブンデスリーガへの復帰を決めた。浅野も期限付き移籍を延長し、今季は初のブンデスリーガの舞台へ。昨季は4ゴールにとどまったが、今季“ジャガー・ポーズ”をお披露目できる機会は増えるだろうか?

※出場・得点数はリーグ通算