Summary

  • ブレーメンのエゲシュタイン兄弟がUー21ドイツ代表で初共演
  • Uー21ドイツ代表での兄弟共演はボアテング兄弟以来2組目
  • クラブでは8月のDFB杯1回戦ですでに初共演済み

ブレーメンに所属する兄弟プレーヤー、マクシミリアン・エゲシュタイン(20)とヨハネス・エゲシュタイン(19)がUー21ドイツ代表の試合で初共演を果たした。2人は8月12日に行われたドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦でクラブ史上初の兄弟共演を実現したばかりだった。

年代別代表では史上2組目の快挙

2人は9月1日に行われたUー21ハンガリー代表との親善試合でそろってUー21代表デビュー。先発したマクシミリアンがベンチに下がった後でヨハネスが投入されたために同時出場はならなかったが、ヨハネスが2点ビハインドの65分にゴールを挙げて一矢報いた。そして、5日に行われたUー21欧州選手権予選のコソボ戦ではそろって先発出場。兄のマクシミリアンが前半終了間際に決勝ゴールを挙げてドイツを1ー0の勝利に導いた。

これまで年齢制限がある年代別代表ではなかなか兄弟共演が実現せず、前例は2009年に共演を果たしたケビンプリンスとジェロームのボアテング兄弟の1組だけ。トニとフェリックスのクロース兄弟などはあと一歩のところで共演を逃していた。

ハンガリー戦後、弟のヨハネスは「2人一緒に選ばれるなんて驚いた。両親も妹も、僕とマクシが一緒に代表でプレーすることをとても喜んでくれた」とコメント。これまではUー19代表が主戦場だったが、飛び級でUー21代表入りを果たし、代表でも兄とチームメートになったことを喜んだ。

ハンガリーとのUー21代表デビューを戦でゴールを挙げた弟のヨハネス

最下位ブレーメンの起爆剤に

2人はともにブレーメンの下部組織出身で、マクシミリアンの後を追って2年後にヨハネスが加入してからは、“ほぼお隣同士”という生活を送ってきた。「食事の支度をするのは僕だね。彼は食べるほうだよ」とマクシミリアンは私生活での“役割”を明かす。「一緒に過ごす時間は多いけど、一人の時間もちゃんとある。それぞれが自分の道を進んでいかないと。もちろん、お互いに助け合いながらね」。これまで支え合いながらプロへの階段を上がってきた2人は今、独り立ちへの道を歩んでいる最中だ。

中盤でプレーする兄に対して弟は点取り屋と、ピッチ上での役割分担も明確。ヨハネスは「マクシは競り合いに強いし、決定的なパスでチャンスを作ることもできる」と兄のプレーに信頼を寄せている。ちなみに2人の祖父は「マクシミリアンのアシストからヨハネスがゴールする」シーンを見るのが夢だという。

8月26日のバイエルン・ミュンヘン戦では、ヨハネスが84分に途中出場してブンデスリーガデビューを飾った。マクシミリアンが76分に交代でベンチに退いていたため、期待された「ブンデスリーガでの共演」は持ち越しとなったが、その実現も時間の問題だろう。

開幕2連敗を喫して最下位に沈むブレーメンにとって、Uー21代表で自信と手応えをつかんだエゲシュタイン兄弟の存在は明るい材料。祖父の夢が叶う日もそう遠くはなさそうだ。