Summary

  • フランクフルトの米国ツアーが終了
  • コバチ監督が米国遠征の成果を語る

長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトが米国遠征を終えて帰国の途についた。2週間に及んだ遠征をニコ・コバチ監督が総括した。

――米国合宿の総括

コバチ監督 全体的にとてもポジティブに捉えている。選手たちはハードな練習をこなし、事前に考えていた全メニューをこなすことができた。もちろん改善していかなければいけない部分もあるが、それは当たり前のこと。トレーニングの合間にサンディエゴやサンフランシスコを訪れ、気分転換できたのは良かった。こうした長期遠征では、そういうのがないと息苦しくなるからね。

――テストマッチについて

コバチ監督 結果だけ見れば、完全に満足と言えないのは当然だろう。ただ、それは二の次であって、重要なのはプレシーズンのプログラムをしっかりこなしていくことで、それはできた。対戦相手はシーズン真っ最中で、ウチに比べて心身ともに充実していた。

――新加入選手について

コバチ監督 チーム作りは驚くほどうまくいっている。新しい選手たちもすぐにチームに溶け込み、すっかりチームの中心になっている。特に年長のジョナサン・デグズマン、ジェルソン・フェルナンデスは豊富な経験を積んでいることが良く伝わってきた。

――新シーズンの戦術について

コバチ監督 基本的には昨季同様、柔軟にやっていこうと考えている。4バックにするか5バックにするかは、相手や順位によって変わってくる。システムにこだわることによって、相手に読まれてしまってはいけない。重要なのはそこだろう。敵だけでなく、自らにも挑んでいかねばならないという意味で、選手を様々なポジションで試している。例えば、コロンバスとの親善試合では、ダニー・ダコスタとスロボダン・メドイェビッチがセンターバックに入った。プレシーズンの間に、各選手がこなせるポジションをしっかりと見極めたいと考えている。

――戦線離脱中の選手について

コバチ監督 幸い、マーク・ステンデラは手術を回避することができた。まだ痛みがあるということでフランクフルトに残って治療を続けることになった。ガイスでの合宿に帯同できるかどうかはしばらく様子を見て決める。カルロス・サルセドとマリウス・ウォルフにも同じことが言える。もちろん3人とも連れて行きたい。特に、カルロスはまだチームメートと顔を合わせていないからね。ただ、遠征先でフランクフルトと同じようにリハビリができるかどうか分からないので最終判断はしていない。

――開幕までの目標

コバチ監督 戦術面はシーズン中のどの段階においてもやっていることであり、プレシーズンの序盤はフィジカルに重点を置き、ハードな練習を重ねている。そのため、選手に数日間の休みを与えることも重要になってくる。フランクフルトに戻ったら、やや軽めの調整をした後、2日間の休みを取る。次の練習は22日からで、そこからは細かなところに取り組んでいく。瞬発力を出せるように、フィジカル面での負荷は減らしていくよ。代表選手やリハビリ組も合流するので、戦術面にもより力を入れ、新たな可能性を探っていく。開幕まで4週間と十分な時間があるので、精力的に動き、改善点を修正していく。