Summary

  • ボルシアMG、フライブルクからグリフォを獲得
  • 今季は6ゴール8アシスト、ミドルシュート数は全選手で最多

メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は5月28日、フライブルクからビンチェンツォ・グリフォを獲得したことを発表した。契約期間は2021年6月30日までとなっている。

ボルシアMGのオフェンス陣には、トルガン・アザール、イブラヒマ・トラオレ、パトリック・ヘアマン、ヨナス・ホーフマン、ファビアン・ジョンソン、ラース・シュティンドル、ラファエルなど、実力・経験ともに申し分のない選手が名を連ねている。しかしそれでも同クラブ首脳陣は、グリフォ獲得における大きな価値を見出していた。

今季躍進を遂げたフライブルクの中盤で異彩を放ち続けたグリフォは、育成年代に脚光を浴びる選手ではなかった。プロデビューを果たすプレーヤーの多くがブンデスリーガクラブの下部組織に属する中、18歳当時の彼は1.CfRプフォルツハイムのU-19チームでフェアバンズリーガ(4部)を戦っていた。しかし2010/11シーズン、グリフォはミッドフィールダーながらたった1人で53ゴールを記録し、その活躍が認められカールスルーエへ、さらにその翌年にはホッフェンハイムへと引き抜かれていく。

Uー23ホッフェンハイムからトップチームにデビューしたものの出番には恵まれず、デュナモ・ドレスデンとFSVフランクフルトへの期限付き移籍を繰り返していたグリフォに転機が訪れたのは2015年夏のこと。フライブルクへ完全移籍を果たした彼は、その前年にFSVフランクフルトで磨きをかけた決定力、突破力、そしてセットプレーを武器に、瞬く間にチームの“心臓”となった。

今季6ゴール8アシストの成績を残したグリフォは、出場した試合で83本のシュートを放ち、93本の「シュートにつながったラストパス」を記録している。この合計は2016/17シーズンのブンデスリーガ全選手の中で、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、パスカル・グロース(インゴルシュタット)に次いで3番目に多い数字である。さらにペナルティーエリア外から放ったシュートの数も、グリフォはブンデスリーガ全選手で最多となっており、正確なプレースキックを蹴る名キッカーでもあった。

ボルシアMGにとって新たな攻撃のオプションとなるであろうグリフォ。今後のさらなる成長が楽しみだ。