Summary

  • ライプツィヒ躍進の原動力となっているフォースベルク
  • 第28節終了時点で8ゴール14アシストを記録
  • スコアポイント率(ゴールまたはアシストを記録する割合)はリーグトップ

今季のブンデスリーガで旋風を巻き起こしているライプツィヒ。その原動力になっているのがエミル・フォースベルクだ。ここまでブンデスリーガで8ゴールを挙げているだけでなく、欧州トップリーグ最多の14アシストをマーク。リーグの主役を演じるフォースベルクの活躍の秘密に迫る。

元ドルトムントのDFパトリック・オウォモイエラが2月に行ったインタビューの中で、フォースベルクはライプツィヒ躍進の理由を、「練習でも試合でもハードワークを続けているから」と答えた。さらに彼はこうも付け加えている。「僕たちは一緒にプレーをすることを楽しんでいる。一丸となって戦っている。試合前に監督がはっぱをかけてくれて、ピッチで勝ちたいとだけ思ってプレーをしている」

フォースベルクは第17節のアイントラハト・フランクフルト戦から、ホッフェンハイム戦、ドルトムント戦と3試合を出場停止で欠場したが、この欠場で彼の存在はかえって目立つことになった。復帰初戦でハンブルガーSVに敗れるというショッキングなものになったが、続くメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦では1ゴール1アシストを記録してチームの勝利に貢献した。

「あのゴールでフォースベルクは解き放たれたと思う。その後はシーズン前半に見ていた、いつものエミルに戻った」。そう語ったのはライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督だ。今季、フォースベルクは83分毎にゴールかアシストを記録している。これはドルトムントのウスマン・デンベレ(108分)、バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベン(103分)を上回る成績であり、ブンデスリーガのサイドアタッカーで最も効率が良い。さらに、彼がゴールかアシストを記録した14試合の戦績は13勝1分け。つまり、このスウェーデン生まれのアタッカーが結果を出せばライプツィヒは負けないのである。

ライプツィヒのスポーツディレクターを務めるラルフ・ラングニックは、今月の初め、フォースベルクとの契約を2022年まで延長した。その発表の席でラングニックSDはこう語った。「エミルはライプツィヒで非常に重要な選手であり、人気者だ。ライプツィヒで素晴らしいシーズンを送っているし、彼はここを家のように感じている。予定より早く契約を延長したのは、我々がこれからも一緒に目指している方向に進んでいくということの表れだ」

ライプツィヒはクラブ創設8年の非常に歴史の浅いクラブだが、急速に成長して名前を知られるようになった。今季は王者バイエルンに次ぐ2位につけて話題を呼んでいるが、最良の日々はこれからやってくるはずだ。

そこまでの道のりは平坦ではないだろう。だが、驚異的なペースでゴールを生み出すフォースベルクが長期にわたってチームに在籍している限り、ライプツィヒの攻撃陣は安泰だ。近いうちにライプツィヒがブンデスリーガの頂点に立つ日がくるかもしれない。