Summary

  • シュトゥットガルトが第2節でブンデスリーガ復帰後初勝利
  • 決勝点を挙げたのは新加入のDFバートシュトゥーバー
  • バートシュトゥーバーのリーグ戦ゴールは2822日ぶり

8月26日に行われたブンデスリーガ第2節のシュトゥットガルトマインツ戦で、ホルガー・バートシュトゥーバーが大きな仕事をやってのけた。2009年12月以来、2822日ぶりとなるゴールを挙げて1ー0の勝利に貢献。シュトゥットガルトにブンデスリーガ復帰後初勝利をもたらした。

2度の前十字じん帯断絶、太ももの筋断絶、足首の骨折……。バートシュトゥーバーは過去5年間にわたって大きなケガを繰り返してきた。だが、多くの人が「彼のサッカー人生は終わった」と考える中、本人だけは決して諦めることなく、不屈の精神で試練を乗り越えてきた。

ようやく本格復帰を果たしたバートシュトゥーバーは、昨季後半に期限付きでシャルケに加入。そして今夏は長年在籍したバイエルン・ミュンヘンからの退団を決意し、フリーでシュトゥットガルトに加入した。そうして迎えた開幕2戦目、本人が待ちわびていた瞬間が訪れた。「特別な瞬間だ。鳥肌が立ったよ。実際に経験しなければ想像するのは難しい。本当に素晴らしい気持ちだとしか言えない」

バートシュトゥーバーはマインツ戦で8度の競り合いすべてに勝ち、3バックの中央でマインツの攻撃を完封した。前半はピッチ上の誰よりも多くボールに触れ、優れた中盤の選手のように冷静に38本のパスを供給。そのパス成功率は90%にも及んだ。

試合終盤にPKを失敗したジモン・テロッデは、バートシュトゥーバーの得点に胸をなでおろした。「今日は本当に勝ちたいとみんなが思っていた。僕らがブンデスリーガで勝てるところを見せたかったからね。特に僕らの守備陣は称賛されるべきだよ。素晴らしい仕事をした。PKを決められずに気分が悪かったけど、最終的には勝ち点3を取ることが大切なんだ」

勝利の瞬間、メルセデス・ベンツ・アレーナの5万人のサポーターは喜びを爆発させ、この夏に取り付けたばかりのスタジアムの屋根が吹き飛ぶかと思うほどの歓声が沸き起こった。バートシュトゥーバーは「サポーターの前で完璧なスタートが切れた。ゴールを決めてチームを助けることができて最高だ」とコメントしたが、クラブとバートシュトゥーバーにとっての重要度を考えれば、「最高」という言葉では足りないだろう。

バートシュトゥーバーとシュトゥットガルトがブンデスリーガの舞台に帰ってきた。