Summary

  • バートシュトゥーバーは期限付き移籍でシャルケに加入
  • 度重なる負傷問題から復活を目指す
  • 新天地で「新たな自分を見せたい」と意気込む

バイエルン・ミュンヘンのホルガー・バートシュトゥーバーがシャルケへの期限付き移籍という新たな挑戦を決断した。可能な限り試合に出場し、復活を果たすためだ。バートシュトゥーバーは膝のじん帯断裂、太ももの筋断裂、足首の骨折など、度重なるケガで思うようなキャリアを歩めていない。すでに27歳だが、2009/10シーズンにブンデスリーガデビューを果たした19歳当時のポテンシャルをいまだに発揮できていないとの声も多い。

バートシュトゥーバーは今回、2つの目標を抱いてシャルケへの移籍を決断した。サッカー選手として自己改革すること、そしてシャルケの成功に貢献すること。もし彼が前者の目標を達成できれば、おのずと後者の目標も達成できるだろう。

「過去を振り返るとイライラするよ」。本拠地フェルティンズ・アレーナでのお披露目会見でバートシュトゥーバーはそう話した。「でも、僕にとって過去は全く問題じゃない。僕は人として、また精神的に変わった。年を取ってより成熟し、体もとても好調だよ。今までのホルガー・バートシュトゥーバーではいたくない。新たなホルガー・バートシュトゥーバーを見せたいんだ」

強い決意を持って新たな挑戦へと歩み出したバートシュトゥーバー。シャルケでの生活ついてはバイエルンのマヌエル・ノイアーと、アシスタントコーチのヘルマン・ゲアラントからアドバイスを受けたという。ノイアーはシャルケの下部組織出身で2011年まで所属。ゲアラントもゲルゼンキルヒェンの隣町ボーフムの出身だ。「マヌエルと話をしたよ。彼はクラブの内部を知っているし、アドバイスもくれた。いつでも質問に答えてくれると言ってくれた。ヘルマンは世界でも有数の場所だと話していたよ」

バートシュトゥーバーは2010年にバイエルンのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。シャルケでも当時に匹敵するパフォーマンスを見せられれば、ベスト32に進出した欧州リーグや、上位浮上を狙うブンデスリーガでも大きな力となだろう。本人も新天地での活躍に向けて闘志を燃やす。「欧州での戦いは間違いなくカギとなる。シャルケは本物の野心を持っていて、クオリティとポテンシャルを考えれば、間違いなく期待は高まる」

新たな環境に慣れるための時間は少ない。それでもバートシュトゥーバーは「僕はここ4カ月、フルトレーニングを行ってきた」と自信をのぞかせる。「プレッシャーには慣れているし、今は間違いなく重要な時期だ。勝利が普通というメンタリティを持つクラブからやってきたわけだから、それをシャルケにも植えつけたいね。若い選手が多く貪欲なチームで、監督も高く評価されている。それらはチャレンジに必要な要素だ。僕はどんな時でも挑戦することが好きなんだ」