Summary

  • 王者バイエルンは5連覇に向けて首位を走っている
  • ブンデスリーガ初挑戦のライプツィヒが勝ち点3差で追う
  • 昨季2位のドルトムントは12ポイント差で6位につける

今季のブンデスリーガも大方の予想どおり、バイエルン・ミュンヘンが首位を走っている。史上初の5連覇に向けて着実に突き進む王者を止めるチームはいるのか? バイエルンの偉業を阻止し、タイトルを奪い取る可能性を持ったクラブを紹介する。

有力候補:ライプツィヒ

ラルフ・ハーゼンヒュットル監督率いるライプツィヒは数々の有力クラブを差し置き、勝ち点3差でバイエルンを追走している。2016年最終戦での直接対決には敗れたが、ウィンターブレーク中に立て直してくるだろう。アイントラハト・フランクフルトホッフェンハイムドルトムントと上位チームとの連戦で幕を開ける後半戦で好スタートを切れるかがポイントだ。

バイエルンがチャンピオンズリーグの戦いを控える一方で、ライプツィヒはブンデスリーガのみに集中できる。3ポイントは決して大きな差ではないはずだ。昇格シーズンでの優勝となれば1997/98シーズンのカイザースラウテルン以来の快挙となる。ただし、終盤戦でのタイトル争いという部分で経験の少なさは懸念材料だろう。

アウトサイダー:ヘルタ、フランクフルト、ホッフェンハイム

2位ライプツィヒと6ポイント差で3位につけるヘルタ・ベルリンは、パル・ダルダイ監督の下で手強いチームに変貌を遂げた。特にホームでは8試合中7勝と無類の強さを発揮している。ただし、同じく前半戦好調だった昨季は、後半戦に急失速して7位に終わっている。このまま調子を維持できるかどうかには疑問が残る。

現在4位のフランクフルトは、すでに昨季の総勝ち点にあと7ポイントと迫っている。今季はニコ・コバチ監督の下でチームに規律と組織力が備わり状況が好転。しかし、ここまでの総得点22はトップ6の中で最も少なく、タイトルを勝ち取るには得点力の向上が必須だ。

6位のホッフェンハイムは欧州5大リーグで唯一無敗をキープ。最年少指揮官ユリアン・ナーゲルスマンの手腕によって、堅実な守備と危険な攻撃力、つまり成功への要素を手に入れた。ただし、前半戦は16試合のうち10試合が引き分け。今後さらに上位を目指すには闘争心を奮い立たせる必要がある。

ダークホース:ドルトムント

現在首位との差は12ポイント。王者の連覇阻止には後半戦での連勝が不可欠だ。前半戦は6位にとどまったが、バイエルンのGKマヌエル・ノイアーは「長期的なライバルはドルトムントだ」と断言している。確かに戦力面でのバイエルンとの大きなギャップを埋められるのは、攻撃陣に豊富なタレントをそろえるドルトムントだけだろう。ブンデスリーガ、ドイツサッカー連盟カップ、チャンピオンズリーグを同時進行で戦わなければいけないが、各大会をうまく乗り切って好循環を生みたいところだ。