Summary

  • バイエルンがドイツ・スーパーカップを連覇
  • 土壇場の88分に追いついてPK戦に持ち込む
  • PK戦ではウルライヒが2本のPKをストップ

新シーズンの到来を告げるドイツ・スーパーカップが8月5日にジグナル・イドゥナ・パークで行われ、昨季のリーグ王者バイエルン・ミュンヘンがPK戦の末にカップ戦王者ドルトムントを下して大会連覇を果たした。ドルトムントの香川真司はベンチ入りしなかった。

ドルトムント 2ー2(PK4ー5) バイエルン・ミュンヘン

昨年に続いてバイエルンとドルトムントの顔合わせとなった一戦は、ナショナルダービーらしい白熱の展開となる。立ち上がりは勢い良く前線からプレッシャーをかけるドルトムントが優勢に試合を進め、開始早々の12分に先制に成功する。ビダルの不用意な横パスに反応したプリシッチが、ハビ・マルティネスのトラップの乱れに乗じてボールを奪取。最後はGKとの1対1を制してゴール右隅に流し込んだ。

しかし、失点したバイエルンもすかさず反撃に出る。15分にリベリがカットインからきわどいシュートを放つと、18分にはルディの絶妙なパスから右サイドを抜け出したキミッヒがグラウンダーのクロス。これを中央のレバンドフスキが難なく押し込み、わずか5分間で同点に追いつく。

その後も一進一退の攻防が続き、両チームが交互にチャンスを作る展開となるが、30分を過ぎたあたりから徐々にバイエルンが主導権を握る。31分にリベリの仕掛けからミュラーが決定的なシュートを放つと、35分にはキミッヒの折り返しを再びミュラーがヘッドで狙う。さらに43分にはルディの強烈なミドルシュートがGKビュルキを脅かした。

劣勢のドルトムントは後半の頭からダフートに代えてローデを投入。中盤のバランスを改善して、バイエルンに傾きかけていた流れを引き戻すことに成功する。その後はこう着状態となり、両チームとも決定機を作れずにいたが、71分にドルトムントの高速カウンターが発動。デンベレのスルーパスに抜け出したオバメヤンがGKの頭越しにネットを揺らして再びリードを奪う。

しかし、このまま試合終了かと思われた88分、バイエルンがリーグ王者の意地を見せる。右サイドの深い位置で得たFKをルディがゴール前に合わせると、ズューレのシュートがクロスバーを直撃。ゴール前の混戦からキミッヒが放ったシュートがピシュチェクのオウンゴールを誘発し、決着はPK戦に委ねられた。

PK戦ではビュルキがバイエルン3人目のキミッヒのシュートをストップするが、バイエルンのウルライヒもドルトムント4人目のローデのシュートをストップ。最後はドルトムント6人目のバルトラのシュートを再びウルライヒが止めて、バイエルンが最多6度目の大会制覇を成し遂げた。

【得点】
ドルトムント:プリシッチ(12分)、オバメヤン(71分)

バイエルン・ミュンヘン:レバンドフスキ(18分)、オウンゴール(88分)

【PK戦】
バイエルン・ミュンヘン(先攻)
レバンドフスキ ○、リベリ ○、キミッヒ ×、ルディ ○、ビダル ○、ズューレ ○

ドルトムント(後攻)
デンベレ ○、フィリップ ○、オバメヤン ○、ローデ ×、カストロ ○、バルトラ ×

【ラインナップ】
ドルトムント(4ー3ー3)
ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、バルトラ、ザガドゥ(77分 パスラック);ダフート(46分 ローデ)、シャヒン、カストロ;デンベレ、オバメヤン、プリシッチ(90分 フィリップ)

バイエルン・ミュンヘン(4ー3ー2ー1)
ウルライヒ;キミッヒ、ハビ・マルティネス(60分 ズューレ)、フメルス、ラフィーニャ;トリッソ(84分 レナト・サンチェス)、ルディ、ビダル;ミュラー(67分 コマン)、リベリ;レバンドフスキ