ブンデスリーガ第9節初日が10月16日に行われ、武藤嘉紀が所属するマインツと香川真司が所属するドルトムントが対戦し、2-0でドルトムントに軍配が上がった。武藤と香川は先発し、ともに83分まで出場した。

マインツ 0-2 ドルトムント

この試合の最初のシュートは武藤だった。6分、ベングトソンからのパスを武藤がゴール至近距離から流し込むが、GKビュルキに防がれた。11分にはベングトソンの惜しい直接FKなど、マインツがドルトムント相手に攻勢に出る。しかし18分、ミキタリヤン、オバメヤンとつなげ、最後は左サイドのロイスが決めてドルトムントが先制した。ボールをつないでフィニッシュを狙うドルトムントと、カウンターやセットプレーからチャンスをつくるマインツだったが追加点は生まれず、ドルトムントの1点リードで前半を折り返した。

後半開始直後、ドルトムントがPKを獲得。しかし、キッカーを務めたロイスのシュートをGKカリウスがセーブし、マインツはピンチを回避する。同点に追いつきたいマインツは59分、素早くパスをつなぐとマリからゴール前中央の武藤へボールが渡るが、またしてもGKビュルキに阻止される。63分、オバメヤンから香川に絶妙のパスが通るが、香川のこの日最初のシュートはわずかに枠を捉えられない。追加点を奪えずにいたドルトムントだったが、82分にオバメヤンのアシストからミキタリヤンがGKをかわしてゴールネットを揺らし、リードを2点に広げる。このままドルトムントが2-0で勝利し、4試合ぶりに白星を手にした。

【試合後のコメント】

トーマス・トゥヘル監督(ドルトムント) 我々のメンタルはとても良かった。状況を受け止めていたが、マインツの方が自信を持ってピッチに立っていたと思う。それが少し気がかりではあったし、最近の公式戦4試合(3分1敗)のせいもあったかもしれない。自分たちの全てがうまくいくとは期待されていなかっただろう。だからこそ、 試合が進むごとに良くなり、最終的に勝てたことに私は満足している。それが非常に大事なことだ。これは新しい何かの始まりだ。我々は負けなかったし、劣勢にもならなかった。不安定な勝利であったことは明らかだが、それはよしとしよう。

マーティン・シュミット監督(マインツ) 私は満足していない。我々の方が長い時間、良いビルトアップをしていた。この試合は自分たちのいくつかのミスが決定づけた。ドルトムント相手にミスをしてはならない。最終的にはドルトムントが勝利に値したと言えるだろう。自分たちはチャンスを生かせなかった。前線でも、最終ラインでも十分ではなかった。1対1ではもっとアグレッシブに、スペースはもっと埋めなければならなかった。来週は埋め合わせをしなければ。トーマス・トゥヘル監督にはこの勝利を祝福したい。

武藤の試合後コメントへ