10月11日、2016欧州選手権の予選が欧州各地で行われ、グループD組首位のドイツ代表はホームで同最下位のグルジア代表と対戦し、2-1で勝利した。これによりドイツはグループリーグ2位以上が確定し、本大会への出場権を手にしている。

ドイツ 2-1 グルジア

自陣に引きこもるグルジアに対し、ドイツが序盤から試合を支配する。最初の決定機は13分、エジルから入った縦パスをミュラーがヒールで落とすと、ロイスがペナルティエリア内に抜け出しGKと1対1に。しかしシュートをふかしてしまい、ボールはバーの上へ越えていった。さらに31分、ギュンドアンがDFの間に絶妙のスルーパス。再びロイスがGKと1対1のシーンを迎えたが、またしてもボールは枠の外へ。続く37分、エジルがロビングパスを最終ラインの裏へ通すと、ここに現れたのはロイス。しかしダイレクトであわせたシュートはGKにはじかれ、3度目の正直とはならなかった。グルジアは27分にオクリアシュビリが放ったシュートが唯一のチャンスだった。

0-0で後半に入った直後の48分、エジルが右からカットインしペナルティエリア内で倒されPKを獲得。50分、このPKをミュラーが冷静にゴール右下へ決め、ようやくドイツが先制に成功する。ところがその3分後、グルジアが右からセンタリングを入れ、ヘクターがヘディングでクリア。そのボールをカンカバがペナルティエリア外から豪快にダイレクトで合わせ、試合はすぐさま1-1の振り出しに戻る。そのまま同点の時間が続いたが、試合を決定付けたのは途中交代でピッチに入った選手だった。79分、フメルスからエジルへボールがわたると、エジルはDFの間にパス。そこに走り込んだクルーゼがファーストタッチでゴールを決め、ドイツが再びリードを奪った。このまま試合は終了している。

【試合後コメント】

ヨアヒム・レーフ監督(ドイツ) アイルランド戦のように、序盤に3~4回あったチャンスを無駄にしてしまった。「予選を突破できたことに我々は満足している」と言えるかもしれないが、最後の2試合については、不満が残る出来だった。そして、きょうの我々は、サイド攻撃から相手をおびやかすこともできなかった。まだまだ我々がやるべき仕事は非常に多い。また、普段のマーコ(ロイス)であれば、あのように決定機を外すことはない。彼は高いクオリティを持った選手だ。

マヌエル・ノイアー(ドイツ) 自分たちで試合を難しくしてしまった。そして同点弾も浴びてしまった。欧州選手権本大会ではこのような試合はできない。僕たちはそこで、みんなが知っている本当のドイツ代表というものを見せられるようにしたい。

マックス・クルーゼ(ドイツ) ゴールのシーンについては、幸運にもうまくボールに当てることができた。きょうのような相手だと試合は難しいものになるが、その中でも自分たちで解決策を見出さなければならない。

マッツ・フメルス(ドイツ) ビッグチャンスを得点に結び付けられなかったことは残念だ。そこで決めていれば、試合はずいぶんと簡単になっていただろう。世界ランキングが示す以上に、彼らが手ごわい相手であることは分かっていた。試合前、監督はそこを強調していたからね。何度かゴール前で、2~3人をフリーにしてしまった。そのようなシーンを与えてしまえば、どんなチームでも試合は難しいものになってしまう。