2015/16シーズンのブンデスリーガには日本人10選手が所属しており、毎節のテレビ中継では必ず誰かの名前が連呼されている。第8節までに著しい活躍を見せた5選手をピックアップした。

香川真司(2得点3アシスト、第5節MOM)

ドルトムントに復帰した昨シーズンは自身のコンディションが不十分で、チームも低迷していたが、今シーズンは強い香川と強いドルトムントが戻ってきた。トーマス・トゥヘル新監督の下、香川は全8試合で先発。第5節までに2ゴール3アシストをマークし、チームの5連勝に貢献した。ところが、第8節では宿敵バイエルン・ミュンヘンとの「デア・クラシカー」で今季最短の53分でベンチに下げられ、チームは1-5で完敗。ドルトムントはここ3試合未勝利に終わっており、首位バイエルンを勝ち点7差で追っている。

武藤嘉紀(2得点1アシスト、第3節MOM)

ブンデスリーガ歴代日本人選手で最も成功したとの呼び声が高い岡崎慎司(現レスター・シティ/イングランド)と入れ替わる形で、今夏マインツに加入。開幕節は途中出場となったが、第2節から先発の座をつかむと、第3節のハノーファー戦では歴代日本人選手最速となる1試合2ゴールを決めた。その後の試合では得点こそないが、前線でチャンスをつくり続けており、第8節のダルムシュタット戦では初アシストを記録。敏捷性やテクニックに長け、トップ下のユヌス・マリとも素晴らしいコンビネーションを見せている。

清武弘嗣(1得点2アシスト、第7節MOM)

中足骨骨折により第4節からの出場となった清武だが、今季からハノーファーの背番号10を任さているだけあり、5試合で1得点2アシストの活躍。ブンデスリーガ100試合目の出場となった第7節、強豪ウォルフスブルクとのアウェー戦で同点弾を挙げてチームを連敗から救った。さらに第8節ブレーメン戦ではCKから決勝点をアシストし、チームに初白星をもたらしている。

大迫勇也(1得点)

ケルンでの2シーズン目は夢のような幕開けかと思われた。開幕節のシュトゥットガルト戦で後半途中から投入されると、試合終了間際にチーム3点目を決め、今季の日本人選手ゴール第1号となった。しかし、この試合で負傷し、翌2試合を欠場。第4節から戦列に戻ると、第5節からは先発に復帰している。堅守を誇るケルンだが、今シーズンは攻撃的なチームへと生まれ変わっており、大迫が活躍する場面も増えるだろう。

長谷部誠(1アシスト)

ブンデスリーガ8シーズン目を迎えた日本代表キャプテンは、ここまで全試合で先発。今季は本職のボランチとしてだけでなく、SBとして起用されることもあり、ユーティリティー・プレーヤーとして重宝されている。アイントラハト・フランクフルトが6-2と圧勝した第4節のケルン戦では1アシストをマーク。アルミン・フェー監督は中盤の選手にも積極的な攻撃参加を求めており、本人は中盤でプレーする際には「ゴール、シュートを狙いたい」と話している。

※MOM=マン・オブ・ザ・マッチ

全日本人選手のスタッツへ