今シーズンのブンデスリーガも、市場が閉まる直前になり大型移籍がところどころに見られた。香川真司が所属するドルトムントに加入したアドナン・ヤヌザイ、バイエルン・ミュンヘンに加入したキングスレイ・コマン、レーバークーゼンに加入したハビエル・エルナンデスなどについては、「知っておきたい10項目」のコーナーですでに触れたが、本項では残りの数選手について紹介していく。

ピエール・ホイベアク(バイエルン→シャルケ

元々は攻撃を得意としていたが、守備を怠らず戦術理解度も高いため、中盤のオールラウンダーとして様々なポジションで起用される。今回は1年間の期限付き移籍となったが、本人が最も希望する“実戦経験”を積む機会はドラクスラーの移籍により確実に増すだろう。(ホイベアク移籍のニュースはこちら

ユリアン・ドラクスラー(シャルケ→ウォルフスブルク

太ももの負傷により昨シーズンは満足な出番を得られず、15試合2ゴールという低空飛行に終わった。シャルケの10番であることを証明するため今季も同クラブに残るものと思われたが、クラブやブンデスリーガの記録を次々と塗り替えたその若者は今夏、多額の移籍金を置き土産に同じブンデスリーガの強豪ウォルフスブルクへ。ケビン・デブロイネが抜けた穴を埋める活躍が期待される。(ドラクスラー移籍のニュースはこちら

ダンテ(バイエルン→ウォルフスブルク)

デブロイネを売却し途方もないお金を手にしたウォルフスブルクは、守備面の補強にも余念がなかった。同クラブにはナルド、ティム・クローゼ、ロビン・クノッヘという主力CB3人がいるが、いずれも利き足は右。したがって、左利きかつ経験豊富なダンテは、貴重な存在となるだろう。また今シーズンは欧州チャンピオンズリーグ(CL)も戦うため、過密日程は不可避。同選手の補強は指揮官ディーター・ヘッキング監督にとっても非常に心強い。

アーロン・ハント(ウォルフスブルク→ハンブルガーSV

ブレーメンでリーグ戦215試合に出場し、一時代を築いたハントだったが、2014/15シーズンから籍を置くウォルフスブルクでは満足のいく出場機会を得られなかった。豊富な運動量も併せ持つ技巧派レフティーは、新たにハンブルクの地で自らの輝きを取り戻すつもりだ。

ベダド・イビシェビッチシュトゥットガルトヘルタ・ベルリン

ブンデスリーガ通算202試合82得点という成績をここまで残しているイビシェビッチだが、昨季はシュトゥットガルトでエースの座を奪われ、シーズン得点はついに0となってしまった。今シーズンもピッチの上で同選手を見るシーンは極端に少なく、移籍はもはや時間の問題とされていた。まずはサロモン・カルーとのポジション争いに勝ち、2014年1月29日以来のゴールを記録したいところ。

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