8月30日、バイエルン・ミュンヘンはユベントスからMFキングスレイ・コマンを2年間の期限付き(買取オプション付き)で獲得したことを発表した。本項では、この若きフランス人選手について知っておきたい10の項目を以下に紹介していく。

将来性

1996年6月13日、フランスの首都パリに生を受けたコマンは8歳の時に地元の名門パリ・サンジェルマンに入団。その類いまれなスピードとパワーを武器に16歳でトップチームに昇格し、ダイヤの原石はますます磨かれていった。

最年少記録

2013年2月、攻撃的なサイドの選手としてリーグ・アンにデビューを果たした。16歳での初出場は、パリ・サンジェルマンの最年少記録となった。

イタリアへ移籍

パリ・サンジェルマンとの契約を満了した2014年夏、現状での先発確保は厳しいと判断し、ユベントスへの移籍を決断。イタリア王者とコマンは、5年という異例の長期契約を結んだ。

移籍後初ゴール

ユベントスでの初得点は今年1月のコパ・イタリア、キエーボ戦だった。左サイドから中央へカットインし、プレスに来たDF2人を置き去り。ゴール左上に綺麗なシュートを決め、チームの6−1という大勝に貢献している。

タイトル獲得

19歳ながらこれまで獲得したタイトルは非常に多い。2012/13シーズンから2季連続でリーグ・アン優勝、2013/14シーズンには国内カップ戦も制し2冠を達成。昨季はイタリアでも国内2冠に輝き、バルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝にも出場した。

開花直前

昨シーズンはセリエA14試合に出場し、先発は5回。CLでも2試合に出場し、U−21フランス代表では6試合2得点の成績。試合経験は十分に積み、才能が開花する準備は整った。

ビダル

コマンの才能を高く評価しているのはジョゼップ・グアルディオラ監督だけではない。ユベントスでチームメートだったアルトゥーロ・ビダルもその1人だ。同選手はこのU−21フランス代表選手について、「コマンは若くてスピードがあるが、高い技術も兼ね備えている。彼のポテンシャルはとてつもなく大きいね。バイエルンにとって良い補強になるはずだよ」とコメントしている。

ジョレンテとリヒトシュタイナー

ユベントスに所属するフェルナンド・ジョレンテ、シュテファン・リヒトシュタイナーもコマンを高く評価している。前者が「とてつもない才能の持ち主。素晴らしい未来が待っているだろう」と話せば、後者も「彼のような選手はいない。キングスレイは攻撃的プレーヤーに必要な全てを備えている」とコメントしている。

バイエルン移籍の経緯

イタリアに到着した直後、「ユベントスというクラブが持つ歴史に魅力を感じたことが移籍の理由。ミシェル・プラティニ、ジネディーヌ・ジダン、ダビド・トレゼゲらもプレーしていた」と話していたコマンだったが、今夏の移籍劇について同クラブのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「彼は私に『このクラブを去りたい』と頼んできた。私は彼を今季最初の2試合に起用したが、彼は自分の未来が別の場所にあると判断したようだ」と語った。

髪型

一度ピッチを離れれば、コマンも1人の青年。その他多くの若者と同じようにSNSに熱中しているが、同選手はフェイスブックやツイッターよりもインスタグラムを頻繁に利用しており、そこにはコマンの奇抜なヘアースタイルが掲載されている。