ブンデスリーガ第2節は8月21日(金)から23日(日)に開催される。勢いに乗るドルトムント、バイエルンの新たな俊足ウィンガー、期待される新記録など、第2節の事前に知っておきたい5つのトピックを紹介する。

スピードスター、コスタが魅了する

バイエルン・ミュンヘンに加入したドグラス・コスタは第1節から、その俊足から繰り出される鋭いクロスやシュートで人々を魅了した。彼にとってブンデスリーガ初のアウェー戦はホッフェンハイムが相手となる。昨季までホッフェンハイムには、コスタと同じタイプのキープレーヤーがいた。同じブラジル出身で、今夏、プレミアリーグのリヴァプールへ移籍した、ロベルト・フィルミーノだ。「ロベルト・フィルミーノからいろいろ聞いていましたが、彼は(ブンデスリーガの)たくさんの良い側面を教えてくれました」とコスタは当サイドドイツ語版のインタビューに答えている。コスタは第1節から1得点1アシストの活躍を見せた。自身も「ここまで全てうまくいっています。この移籍で夢がかないました」と話している。今は新しいチームメイトとともに、連勝して夢のようなスタートを切りたいところだ。第2節でも勝利の女神は、コスタに味方するだろう。というも、ホッフェンハイムは過去14試合でいまだバイエルンに勝利したことがないからだ(バイエルンの10勝4分)。

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ドルトムントの強さが復活!

 第1節ではメンヘングラードバッハ(ボルシアMG)に4-0で快勝し、トーマス・トゥヘル新監督が率いるドルトムントは、不調にあえいだ昨季と打って変わり、強さを見せた。試合後、「このようなスタートは全くの予想外だった」と監督はコメントしている。さらに8月20日の欧州リーグ(EL)プレーオフ第1戦では、3点のビハインドからオッズBK(ノルウェー)に4-3の大逆転勝利。チームからは勝利への渇望があふれ出ている。キャプテンのマッツ・フメルスは「自分たちは試合を支配し、勝つことに対して、疑わない」と話しているほどだ。彼は自信と慎重さを兼ね備えており、「自分たちが良かったことは分かっているが、ずっと継続しなければならない。このような試合の後で、ちょっと手を抜こうなど考えてはいけない」とも言っている。第2節(23日)のインゴルシュタット戦で痛い目に遭わないようにしたい。今季、初昇格したインゴルシュタットは、前節のブンデスリーガ初勝利で活気付いている。

ドルトムントは開幕節を4-0で勝利した2013/14シーズンは5連勝している。果たして、今季もこのようなスタートダッシュの波に乗れるだろうか。

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新記録の可能性

ブンデスリーガでは毎シーズン、偉大なものから、ちょっと面白いものまで、さまざまなレコードが誕生している。

昨シーズンの第1節でレーバークーゼンのカリム・ベララビがドルトムント戦で決めた最短ゴール(開始9秒)、2003/04シーズンにGKティモ・ヒルデブラント(シュトゥットガルト)の連続無失点記録(884分)などなど。第2節でもこれらの記録を破ったり、将来の記録達成に近づくための積み重ねが見られるだろう。例えば、バイエルンはホッフェンハイムに勝利すれば、ブンデスリーガ通算992勝目となり、あと8勝でブンデスリーガ初の1000勝という大台に乗る。

チャンスを最大限に生かす

ゴールを決めたいものは、シュートを打たなければならない。シュトゥットガルトは第1節でこの法則に従ったが、28本のシュートのうちゴールに入ったのはたったの1本。それもPKによる得点だった。逆に、対戦相手のケルンは全9本のシュートから3ゴールを奪っており、少ないチャンスを最大限に生かした。第1節でケルンよりも効率よく得点を挙げたのはウォルフスブルクで、フランクフルト戦でシュート5本のうち2本が得点につながり、2-1で勝利。第2節ではこのケルンとウォルフスブルクの直接対決が実現することから、どちらのクラブがシュートの成功率が高くなるか、注目だ。

1-0とした方は・・・

「1-0とした方は、いつも負ける」とは、サッカー選手やファンの間でよく知られた警句だ。もちろん、この事実は実際に何度も否定されてはいる。良い例はハンブルガーSV。23日(日)にはシュトゥットガルトと101回目の対戦となるが、ホームで先制した試合はこれまで一度も負けたことがない。

ケルンはウォルフスブルクからの先制をできる限り避けたい。というのも、これまでウォルフスブルクに先制された試合の勝敗は、8敗2分となっている。ホッフェンハイムもバイエルン相手にこれまで5回先制したが、一度も勝ったことがない。