ブンデスリーガ2015/2016シーズン開幕まで、いよいよあと9日となった。ブンデスリーガ公式サイト(Bundesliga.com)が厳選した『新シーズンが楽しみな7つの理由』をお届けしよう。

理由1.拮抗の予感

昨季の王者バイエルン・ミュンヘンが、ブンデスリーガ史上初の4季連続優勝に挑む新シーズン。そうはさせるかと、昨季のドイツサッカー連盟杯(DFB杯)、そして今季最初のタイトルとなったスーパーカップ覇者のウォルフスブルクが、対抗馬として1番に名乗りを上げている。実際、ここ3シーズンで優勝しているバイエルンと、2位のクラブとの勝ち点差を見てみると、2012/2013シーズンはドルトムントとの間に25の勝ち点差があったが、翌シーズンはその差が19と縮まり、昨季に至っては2位のウォルフスブルクが勝ち点10差まで迫った。前人未到の4連覇はバイエルンによって成し遂げられるのだろうか、目の離せない拮抗したシーズンになりそうだ。

理由2.チャンピオンズリーグ、有力候補と出場枠

欧州チャンピオンズリーグ出場権を巡っても、熱い戦いが繰り広げられそうだ。ブンデスリーガ全ての18クラブがチャンピオンズリーグを目指すわけではないが、それでもバイエルン、ドルトムント、レーバークーゼン、メンヘングラートバッハ、ウォルフスブルクそしてシャルケの6クラブは確実にその出場権を狙い、ブンデスリーガ4強入りにしのぎを削る。

理由3.ハイクオリティーなGK、それでも多いゴール数

昨季、ブンデスリーガでのゴール数は例年を下回った。これにはGKのクオリティーが高まった背景がある。現在の球『トアファブリック』が使用されて以来初めて、GKによるシュート阻止率が70%を超えたのだ。加えて、GKによる重大なミスの数も前年度の57から38へと減った。それでも「このままでは、ブンデスリーガの観客がゴールシーンを見られなくなるのでは」という心配はご無用だ。昨季の平均ゴール数を見ても、ブンデスリーガでは1試合平均2.75ゴールが決まっている。イングランド(2.56)、スペイン(2.65)、イタリア(2.69)、フランス(2.49)を上まるゴール数だ。

理由4.ヨーロッパの頂点

モダンなスタジアムを誇るブンデスリーガは、昨シーズンも1試合平均43,500人の観客を魅了した。2011/2012年(45,100人/1試合平均)だけが飛び抜けている他は、その観客動員数を年々増やしている。欧州各国のリーグと比べてみても、他を寄せ付けない数字だ。(スペイン1部/27,000人、イタリア1部/22,200人、フランス1部/22,200人:1試合平均観客動員数)

理由5.ニューフェイス

今季も新たな選手たちが、ブンデスリーガへやって来た。王者バイエルンへは、チャンピオンズリーグ決勝進出も果たしたユベントス(イタリア)からアルトゥーロ・ビダル、そしてブラジル代表のドグラス・コスタが加入。3人の元ドイツ代表選手、ケビン・クラーニ(ホッフェンハイム)、ザシャ・リーター(シャルケ)そして、ピオトル・トロホウスキ(アウクスブルク)も、ブンデスリーガへ帰還した。そしてマインツは岡崎慎司放出で出来た穴を、武藤嘉紀の獲得でしっかりと埋めている。新たな旋風に期待大だ。

理由6.インゴルシュタットの『54』

昨季、クラブ史上初めてブンデスリーガ1部への昇格を果たしたインゴルシュタットが、54番目のブンデスリーガ(1部)クラブとなった。同クラブを待ち受けているのは、実に17戦の “初顔合わせ“。その冒険の行方は?近年、1部昇格を果たしている前任者の内、アウクスブルクとホッフェンハイムはブンデスリーガ1部へ定着したが、フュルトとバーダーボルンは翌年降格という厳しい現実を目の当たりにした。

理由7.ハンブルクに幸運?

33年ぶりにブンデスリーガ1部へ返り咲いたダルムシュタットにも注目だが、密かに喜んでいるのは酒井高徳の所属するハンブルガーだ。過去にダルムシュタットがブンデスリーガ1部に所属していた2季ともで(1978/1979、1981/1982シーズン)ハンブルクが優勝を果たしているのだ。