8月1日、前年のリーグ王者バイエルン・ミュンヘンと、DFB杯王者ウォルフスブルクがドイツ・スーパーカップを舞台に激突する。本項では、開催まで残り5日となった同杯に関する予備知識を、以下に紹介していく。

参加資格  

前シーズンのブンデスリーガ優勝クラブと、DFB杯優勝クラブに出場権が与えられる。その2つの優勝が同一クラブだった場合には、前年リーグ2位クラブが出場できる。

トロフィー  

高さ53cm、重さ6kg。金と銀の2つの腕が、ボールを支えている様子をイメージして作られている。

公式タイトル  

ドイツ・スーパーカップは2015/16シーズン最初の公式タイトル。理論上、ドイツのクラブは最大で、国内タイトル3つ(ブンデスリーガ、DFB杯、スーパーカップ)と国際タイトル3つ(UEFAスーパーカップ、FIFAクラブW杯、欧州チャンピオンズリーグor欧州リーグ)の計6つを1年間に獲得できる。

延長とPK戦  

同点のまま90分間の戦いを終えると、延長戦は行われず即座にPK戦へ突入する方式を採用。過去にPK戦は、1993年のブレーメン対レーバークーゼン、1996年のドルトムント対カイザースラウテルン、そして2011年のシャルケ対ドルトムントなど、計3回あった。

15  

公式タイトルとしてのスーパーカップ開催はこれまで15回。1987年に始まり、1996年を最後に中断されていたが、2010年からドイツフットボールリーグ(DFL)管轄で復活した。

出場クラブ  

今回が初参加のウォルフスブルクは、スーパーカップ出場12番目のクラブに。歴代最多はバイエルンで、今季が9回目となる。ちなみにウォルフスブルクは2008/09シーズンにリーグ優勝を果たしたが、2009年は同杯が非公式で開催されたため、ウォルフスブルクの公式出場記録は残っていない。

対戦成績  

両クラブのブンデスリーガでの対戦は過去に36回あり、バイエルンが27勝4敗5引き分けと大きくリードしている。しかしウォルフスブルクが挙げた4勝はすべて、今年の大会開催場所フォルクスワーゲン・アレーナである。

ホームチーム有利  

2011年以降のスーパーカップでは、前年のリーグ覇者がアウェーで戦っている。そして結果は4戦全敗。ホームチーム圧倒的有利という流れになっている。

インターナショナル  

今やこの大会に熱狂するのはドイツのサッカーファンだけではない。昨年は約200カ国で生中継がされるなど、国外での視聴者も非常に多い。

観客  

今年開催されるフォルクスワーゲン・アレーナはすでにチケット完売。スーパーカップが再開された2010年から、毎年スタジアムは満員御礼となっている。

平均得点  

過去15回での合計ゴールは49。1試合あたり3.3得点が生まれている計算になる。

最多優勝  

最多の優勝回数を誇るのはドルトムント(5回)。2位のバイエルンは今大会で優勝すれば、ドルトムントに並ぶことになる。3位以下はブレーメン(3回)、4位はシャルケ、シュトゥットガルト、カイザースラウテルンでそれぞれ1回ずつ。

最多出場へ  

バイエルンに所属するトーマス・ミュラー、フィリップ・ラーム、ロベルト・レバンドフスキの3選手は過去に4度出場している。今大会でピッチに立つと、ウルリヒ・ボロウカ氏、オリバー・レック氏、ミルコ・ボトバ氏らの5回に並ぶ。

指揮官  

監督としての最多出場はオットー・レーハーゲル氏で6回。ブレーメンを指揮していた時に5度、カイザースラウテルン監督として1度出場し、計3度の優勝を勝ち取っている。

得点記録  

スーパーカップ歴代最多得点記録保持者は、ブレーメンで活躍したウィントン・ルーファー氏で、記録は5ゴール。

東西ドイツ統合  

東西ドイツ統合により、1991年大会は4チームが出場し、準決勝からスタート。旧西ドイツからはカイザースラウテルン(リーグ優勝)とブレーメン(カップ戦優勝)が、旧東ドイツからは2冠王者ロストックと、カップ戦準優勝のシュタール・アイゼンヒュッテンシュタットが参加。決勝はカイザースラウテルン対ブレーメンの旧西ドイツ対決となった。