2015/16シーズン夏の補強動向(4)ハノーファー

【昨季の総括】

順位得点失点ボール支配率1対1勝率起用選手数       
13405650%51%25
       

清武弘嗣と酒井宏樹が所属するハノーファーは昨シーズン、前半戦は好調で上位につけていたが、後半戦にまさかの大失速。前半戦の最終節から数えると16試合未勝利が続いた。当然、残留争いを余儀なくされるも第33節に2015年初勝利を手にすると、最終節には残留を争うフライブルクとの直接対決で清武が早々と先制。この試合をものにし、2部への降格を免れた。

【期待される新戦力】
昨シーズンのハノーファーは全34節でわずか40得点と決定力不足に悩まされていた。そこで、ブンデスリーガ2部得点ランキング5位(13ゴール)のシャリゾン・ベンショップをデュッセルドルフから獲得。ベンショップはすぐにレギュラーになれる存在だ。サイドは左にデンマーク出身の若手ウッフェ・ベヒを、右にフライブルクからフェリックス・クラウスを補強。また、同じくフライブルクから右SBが本職で左SBやボランチもこなすオリバー・ゾークを獲得した。

【放出された主力選手】
主将のラース・シュティンドルがメンヘングラートバッハへ移籍。テンポやリズムをコントロールするゲームメイカーとして、またどのポジションもこなすユーティリティープレーヤーとしてチームを支えてきただけに、ハノーファーにとっては相当の痛手だ。また、ホセルとジミー・ブリアンの得点源も放出した。

【さらなる補強の必要性】
まずはシュティンドルが抜けた穴を埋めなければならない。現状では在籍2年目の清武がこの役割を担うことになるだろう。しかし、清武は右足の中足骨骨折により準備期間の前半戦はチームに合流できず、不安材料となっている。さらなるオプションとしては、ベンショップの他にもう一人CFを獲得すること。ホセル、ブリアンと2人の前線の選手を手放したのだから、少なくとももう一人FWを補充しても良さそうだ。