日本代表は6月11日、横浜でイラク代表と国際親善試合を行い、4-0で快勝し同15日に行われるワールドカップアジア2次予選、シンガポール戦へ向けて弾みをつけた。ブンデスリーガからは、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(マインツ)、長谷部誠(フランクフルト)、酒井宏樹(ハノーファー)の4人が先発。66分から香川に代わって原口元気(ヘルタ)が、そしてマインツに移籍が決まっている武藤嘉紀が途中出場し、73分には岡崎に代わって大迫勇也(ケルン)が投入された。香川はCKでチームの2点目をアシスト。岡崎は3点目を奪い、原口が4点目を決める活躍を見せた。

日本 4-0 イラク

前日の記者会見で「ワールドカップは明日から始まる」と話していたハリルホジッチ監督は、4日後に行われるアジア2次予選のシンガポール戦を想定し、ピッチへ選手たちを送り出した。試合開始直後の前半5分、日本は本田(ACミラン/イタリア)のゴールで先制すると試合の流れを一気に引き寄せた。続く9分、CKのチャンスで香川からのボールが裏に抜けたところを槙野(浦和)が押し込むと、32分にはDF4人を引き付けた宇佐美(G大阪)から受けたボールを、岡崎が左足で狙い澄まして決めた。

後半に入っても試合の主導権を握った日本は途中出場の選手たちも自信に満ちたプレーで持ち味を出し、チーム全体の力を示した。そして84分、その内の一人である原口が相手のクリアミスを狙って奪うと、そのまま持ち込み思い切り右足を振り抜いた。ベルリン移籍後もシーズン終盤までなかなか日の目を見なかったMFにとって、努力でつかんだうれしい代表初ゴールとなった。このまま試合は終了し、日本が4-0で快勝した。