Summary

  • ドルトムントが2年ぶりの日本遠征、浦和レッズと親善試合
  • モルの2ゴール、シュアレの1ゴールでドルトムントが3ー2勝利
  • 試合後のボス監督インタビュー

Jリーグワールドチャレンジ2017が7月15日に埼玉スタジアムで行われ、香川真司が所属するドルトムントが浦和レッズに3ー2で勝利した。試合後、ドルトムントのペーター・ボス監督がインタビューに応じている。

ボス監督 コンニチハ。(腕時計を見直して)コンバンワ(笑)。今回はフレンドリーマッチでしたけど、勝てて非常にうれしいです。夏休みが終わって、シーズンの準備を始めてから最初の試合をエッセンでやったのですが、その時よりも内容が非常に良かったと思います。また、勝ててやはりうれしかったです。浦和は非常に良いチームで、良い選手もいて、良いプレーをしていました。コンパクトに、またディフェンシブな試合をしていましたね。彼らのカウンター攻撃も、非常に危険でした。もしかしたら、もう2失点くらいしていたかもしれないような試合の流れだったと思います。我々の失点はセットプレーからだったので、この点については非常に不満です。ただし、気温が高かったこと、チームとして集まってトレーニングを始めてまだ1週間しか経っていないということなどを考えれば、シーズン真っ最中の浦和とこの内容で戦えたことは良かったと思います。私たちにとっては準備期間ですので、負傷者が出なかったことも良かったと思います。約6万人が入ったスタジアムの雰囲気は非常に素晴らしいものがあり、試合をしていて楽しかったです。

――ゲッツェが5カ月ぶりに復帰しました。

ボス監督 私としては、今回ゲッツェが出たことを非常にうれしく思います。本人にとってもうれしかったでしょう。ただ、5カ月ぶりの復帰なので、慎重に進めていかなければいけないでしょう。今日30分間プレーできたことは、本人、私たちチームにとっても良かったですね。これから段々と彼の調子が上がって、元の状態に戻っていくように様子を見ながらやっていきたいです。そして早い時期に90分間、フルにプレーできるようになってもらいたいと思います。

――これからブンデスリーガのシーズンが始まります。この試合をどう見ていますか?

ボス監督 我々がライバル視しているバイエルン・ミュンヘンとは違う相手とプレーしたわけで、バイエルンは今日のような試合はしないと思います。もう少しコンパクトで、カウンターを狙ってくるでしょう。ただ、浦和も非常にカウンターがうまいチームでした。スペースをどんどん埋めてくる形は、シーズンに向けてのいい教訓になったと思います。浦和もたくさんチャンスを作っていましたが、それをうまく潰していけたので、そういった意味ではシーズン前の良い練習になりました。

――監督が目指している新しいものをチームに導入しようとしているのか、それともクロップ監督がやっていたようなサッカーを表現したいのか、どういうイメージでしょうか?

ボス監督 クロップ監督という偉大な監督もいたが、大事なことは、監督としてどういう選手がチームにいるのか。それをしっかり見ることだと思います。そして私としては、オフェンシブにいきたいと思っています。勝つことは重要ですが、それ以上に観客が「私たちは良いサッカーを見た」と思ってくれるようなサッカーをする、そういう方向でやっていきたいですね。

――そのオフェンシブなサッカーにはモルが重要になってくると思います。ドリブルが非常にうまい選手ですが、若い選手なので突っ走ってしまうところもあります。

ボス監督 質問の中にあった通り、素晴らしい才能を持っている選手ですが、いつドリブルをすべきか、そしていつパスを出すべきか、それらをこれから学んでいかなくてはいけないと思います。また監督として、それを学ばせることが私の仕事です。

――後半からシステムを変えましたが、浦和の何に対応したのですか?

ボス監督 今回は7人まで交代ができるということだったので、できるだけ多くの選手にピッチに立ってもらいたいという考えがありました。