Summary

・EL決勝トーナメント2回戦2ndレグ、ボルシアMG対シャルケ

・ボルシアMGが前半のうちに2点をリードも、後半同点に追いついたシャルケが勝ち抜け

・内田はベンチ外

欧州リーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグが3月16日に行われ、内田篤人の所属するシャルケは敵地でメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と対戦し、2ー2で引き分けた。これにより2戦合計は3ー3となったが、アウェーゴール・ルールによりシャルケのベスト8進出が決定した。なお、内田はベンチ外となっている。

ボルシアMG 2ー2 シャルケ

立ち上がりは両チームとも慎重にボールを回し、あまり動きがない展開となる。

ようやくこの試合初めてのシュートが放たれたのは15分、ガイスがミドルレンジから狙ったが、ボールはGKゾマーがキャッチした。

その1分後には、左サイドアタッカーのジョンソンが太ももに異常を訴え、早々にホーフマンと交代するなど、ホームのボルシアMGにとっては流れが悪いように思えた。

しかし18分、左サイドのラファエルが2人に囲まれながらもドリブルで突破してセンタリング。ゴール前で完全にフリーとなったドリミッチが頭で合わせたが、コースを狙いすぎてしまい、左ポストのわずか外側に流れている。

そして26分、左からFKを放り込むと、ドリミッチの競り合ったこぼれ球がクリステンセンの足下へ。右足から打たれたボールはヘーベデスの胸に当たってコースが変わり、ネットへ吸い込まれ、ボルシアMGが先制点を奪う。

さらに前半ロスタイム2分、チュポモティングがボルシアMG側ペナルティーエリアで判断ミスからボールを失うと、逆にボルシアMGが一気にカウンター攻撃。最後はダフートが約23mの位置から、GKフェアマンが一歩も動けないほどの豪快なシュートを突き刺し、リードは2点に広がった。

2点のビハインドを背負うシャルケだが、ホームでの第1戦を1ー1で終えており、この試合を2ー2で終わればアウェーゴール・ルールにより勝ち抜けが決定する。なんとしても点を取りに行かなければならないため、ワインツィアル監督は後半開始からボランチのガイスに替え、攻撃的MFのマイヤーを投入した。

スコアが動いたのは54分、右サイドのブルクスタラーが粘り強いキープからセンタリングを入れると、ベスターガードがクリア。しかし距離が足らず、ゴレツカがバイタルエリアで拾ってミドルシュートを放つ。するとボールはゾマーの手前で不規則にバウンドしてゴールへ決まり、ツキを味方につけたシャルケが1点を返すことに成功した。

さらに68分、左からのセンタリングがシュトローブルの頭をかすめ、カバーに入っていたダフートの左腕に当たり、クラッテンバーグ主審はペナルティースポットを指差す。そしてベンタレブがこのPKを冷静に沈め、ついにシャルケが2ー2の同点に追いついた。

終盤はボルシアMGが前線に人数を割き決勝弾を目指したが、見事に守り抜いたシャルケが準々決勝への進出を決めている。

【得点】

ボルシアMG:クリステンセン(26分)、ダフート(45+2分)
シャルケ:ゴレツカ(54分)、ベンタレブ(68分)

【ラインナップ】

ボルシアMG(4ー4ー2)
ゾマー;ヤンチュケ、クリステンセン、ベスターガード、ウェント;ヘアマン、クラマー(46分 シュトローブル)、ダフート、ジョンソン(16分 ホーフマン);ドリミッチ(83分 ハーン)、ラファエル

シャルケ(4ー2ー3ー1)
フェアマン;ケーラー、ヘーベデス、ナスタシッチ、コラジナッチ;ガイス(46分 マイヤー)、ベンタレブ(79分 スタンブリ);カリジュリ(88分 シェプフ)、ゴレツカ、チュポモティング;ブルクスタラー