Summary

  • コンフェデレーションズカップ2017準決勝、ドイツ代表対メキシコ代表
  • 立ち上がりにゴレツカが2ゴール、4―1でドイツが勝利

FIFAコンフェデレーションズカップ2017準決勝が6月29日に行われ、ドイツ代表はメキシコ代表と対戦し、4―1で勝利した。

ドイツ代表 4―1 メキシコ代表

試合が動いたのは、キックオフから6分後のことだった。中盤でゴレツカがボールを受けると、素早く右のスペースに展開。ヘンリクスが折り返したところを再びゴレツカがダイレクトで右足を振り抜き、ドイツが鮮やかな速攻で先制点をもぎ取る。

さらにその直後の8分、最終ライン手前でパスを受けたウェアナーがタメを作り、スルーパスを送ると、ペナルティーエリア右に走り込んだのは、またしてもゴレツカ。飛び出してきたGKの横を通すシュートをきっちりと決め、リードを2点に広げた。

19分にもドイツに決定機が訪れる。右サイドのヘンリクスがグラウンダークロスを前線へ送り、抜け出したウェアナーがゴール前でGKと1対1になる場面を迎えるも、股下を狙ったシュートは、オチョアがブロック。さらなる追加点を奪うことはできなかった。

しかし、中盤でゲームを組み立てられないドイツに対し、徐々にメキシコが主導権を握るようになる。32分、G.ドスサントスが高い位置でドラクスラーからボールを奪い、シュートを放ったのを皮切りに、33分には縦パスをチチャリートがダイレクトで流し、ペナルティーエリア右でG.ドスサントスがGKテアシュテーゲンと1対1。これはドイツ代表守護神に防がれたが、さらにその2分後にもチチャリートがゴール手前でテアシュテーゲンと対峙するなど、メキシコが立て続けにドイツゴールを脅かした。

メキシコの猛攻を耐え抜き、ドイツが2点のリードを保ったまま突入した後半、最初にチャンスを作りだしたのはメキシコだった。51分、カウンターからチチャリートがドリブルで持ち上がり、右のヒメネスへ預ける。ペナルティーエリア右のヒメネスは切り返してギンターを外し、左足を振り抜いたが、ボールはテアシュテーゲンがセーブした。

すると59分、劣勢だったドイツが一瞬の隙を突いて追加点を奪う。ドラクスラーのスルーパスからヘクターがペナルティーエリア左に抜け出すと、GKが出てきたところで中へ横パス。最後はウェアナーが無人のゴールに流しこみ、試合は3点差となった。

しかしメキシコも諦めない。70分、ゴール前でのパス交換から右サイドをオーバーラップしてきたラジュンが強烈なシュートを打ち、75分には左からのセンタリングをヒメネスが頭で合わせ、ドイツゴールのクロスバーを直撃。84分にも右CKからマルケスが完璧なタイミングでヘディングシュートを放ったものの、これもGKテアシュテーゲンがセーブした。

そして89分、ゴールまでかなり距離のある位置でFKを獲得したメキシコは、エレーラが横に流し、ファビアンが意表を突くロングシュート。この約35m弾がネットに突き刺さり、メキシコが1点を返すことに成功した。

しかし後半ロスタイム1分、ペナルティーエリア右のウェアナーがゴールを狙い、DFに当たってこぼれたところを、ブラント、チャンとつないで、最後は左のユネスが冷静に沈め、ドイツが再びリードを3点とした。

このまま試合は終了。ドイツが大量4得点を奪い、ファイナルへの進出を決めた。グループリーグで1ー1の引き分けに終わったチリ代表との決勝は、7月2日にサンクトペテルブルクで行われる。

【得点】

ドイツ代表:ゴレツカ(6分、8分)、ウェアナー(59分)、ユネス(90+1分)
メキシコ代表:ファビアン(89分)

【ラインナップ】

ドイツ代表(3ー4ー2ー1)
テアシュテーゲン;キミッヒ、リューディガー、ギンター;ヘンリクス、ゴレツカ(67分 チャン)、ルディ、ヘクター;シュティンドル(78分 ブラント)、ドラクスラー(81分 ユネス);ウェアナー

メキシコ代表(4ー3ー3)
オチョア;ラジュン、アラウホ、モレーノ、アラニス;J.ドスサントス(66分 マルケス)、エレーラ、G.ドスサントス(62分 ファビアン);ヒメネス、チチャリート、アキーノ(46分 ロサーノ)